有機ELってテレビ用の技術じゃなく、実はやわらかい光源なんです
&GP / 2020年7月22日 12時0分
有機ELってテレビ用の技術じゃなく、実はやわらかい光源なんです
長寿命&低消費電力が魅力のLED。オフィスや家庭などさまざまな場所で活躍中ですが、それでも欠点がないわけではありません。例えば、光源との距離の近いデスクライトの場合、LEDの直線的な光は明るく眩しすぎて、意外と目が疲れることもあります。
それならこんな選択肢はいかが?ということで紹介したいのが、エコリカから8月27日発売予定の「ecorica OLED(エコリカ・オーレッド)SKY Pro」(市場想定価格:4万4550円)。広がりのある優しい光が特徴の、有機ELパネルを採用した次世代型ライトです。
「有機EL」と聞いて、おそらく多くの人が思い出すのは大画面テレビ。じつは、テレビは、有機ELの応用技術のほんの一部で、他にもさまざまな可能性を秘めています。
例えば、有機ELの光源は、「点」でも「線」でもなく「面」で均一に発光するため、太陽光に近い自然な明るさが広がるという特徴を持っています。さらに、ブルーライトの放出が極めて少なく紫外線をほとんど含まないため、目に負担が少ないというのも大きなポイント。
これらの利点を活かして生まれたのが、「ecorica OLED SKY Pro」です。業界でもいち早く有機ELパネルを採用した「ecorica OLED SKY」シリーズの最新モデルで、その名の通り、プロフェッショナルの高い要求に応えるデスクライトです。
なんといっても最大のポイントは、有機ELならではの薄くて軽い「面発光」。自然に広がるやわらかな光は、手元に強い影が出にくく、一般的なデスクワークや読書はもちろんのこと、手先を使った細かな作業には最適。
色の再現性を示す演色性もRa90と高いため、特にデザインワークやホビーワークといった用途にはぴったりです。目への負担や体内時計への影響も大きいとされるブルーライトの放出も極めて少ないので、長時間作業することの多い人も安心です。
設置方法は、机の天板端に固定するクランプ式。広範囲に動かせる3点式アームで、光源を搭載するヘッド部分も上下左右に回転できるようになっています。また、明るさは50%、75%、100%の3段階に調整可能。作業内容やユーザーの好みに合わせて細かく調節できます。
価格はちょっぴりお高めですが、それに見合うだけの価値は十分にありそう。特に深夜に長時間デスクに向かう人なら、ちょっと試したくなるアイテムです。
<文/&GP>
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