見た目にかっこよく張り方自由自在!ヘキサタープのメリットとシェルターとしての張り方
&GP / 2023年2月10日 21時0分
見た目にかっこよく張り方自由自在!ヘキサタープのメリットとシェルターとしての張り方
<不自由を自由にする野営スタイル>
こんにちは、「不自由は自由だ!」をモットーに、不便がいっぱいな自然の中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしているRYUです。
さて、今回はヘキサタープを紹介しようと思います。前々から気になっていたのですが購入したことはなく、先日、ベテランキャンパーのmahaloさんが持ってきていたので、興味深々で取材させていただきました!
張り方、ギアの詳細、私なりに考えたヘキサタープの良さをお伝えできればと思います。ヘキサタープが気になっている方、そして、シェルターとしては使ったことがない方、必見です!
今回話を聞いたmahaloさんは、キャンプ歴は約10年。軍幕を中心にタープ泊、ハンモック泊をし、青森までハーレーでキャンプに行くこともある、関東のキャンパーさんです。
■今回使用したヘキサタープ
使用したのは、ユニジア(Unigear)の、ポリコットン製のヘキサタープです。サイズは320×290cm。このヘキサ型はもう1サイズ、420×410cmも展開しているようです。
ユニジアの製品はどれもお手頃価格で、タープに限らず、ハンモック、テント、マグカップなど、さまざまなジャンルのアウトドアギアをラインナップしてます。
さて、製品の話に戻りますが、ポリエステル・コットンの良いところは、高い遮光性と、焚き火の火の粉に強い点ですね。ポリエステルや、ナイロン素材のように化学繊維だけだと、穴が開きやすいですので、ポリエステル・コットンならば、近くで焚き火しても安心です。
大きさに関して、両方のサイズを持っているmahaloさんは「ソロキャンプでは小さい方のサイズで十分ではあるが、大きいサイズの方が当然、空間が広く、安心感がある」と話してくれました。雨の日でも使うならば、大きいサイズの方がいいのかもしれません。
▲サイズ:320×290cm。ニーモのスウィッチバックとの比較
収納サイズは、クローズドセルのマットのひと回り小さいくらいのサイズでしょうか。40リットルくらいのバックパックなら、中に入れることも可能なサイズ。
重量は2.3kgと、やはりコットンが入っているため軽くはありません。
野営キャンパーはシェルターとして使うので、あまり使わない機能なのですが、テントポールに結合できるようにループが付いているので、小川張りのようなことも可能ですし、もちろん日差し避け用のタープとしても使うことが可能です。
■ヘキサタープの張り方
ヘキサタープは正方形や長方形と形が違うので、張り方が難しいのでは? と思う方いると思いますが、ものすごく簡単です。
まずは後ろにくる部分(入口の逆側)をペグダウン。
その後、反対側を入口とし、ポールに結びつけます。
今回は入口を広く使うために、竹2本を使い、このように三角に組みました。ワンポールでも可能ですし、立木にくくり付けて後方をペグダウンしてもOKです。
▲後方から
ヘキサ型はその名の通り、6つ頂点があるのですが、後方と、その反対側の前方を固定してしまえば、あとは余っている角をペグダウンするだけでこのように完成します。
▲前方から
おそらく、初めて設営する方だと20分。使い慣れれば10分もあれば張れるでしょう。
この写真では入口を塞がないように、前方の頂点からのペグダウンはポール代わりにしている竹と同様に二股にしてますが、邪魔でなければ、1ヶ所、中央にペグダウンするのもOKです。
■ヘキサ型は何がいいのか?
そもそもヘキサ型とレクター型の違いは何か? 簡単にいうと形(ヘキサ型は六角形、レクタ―型は四角形)と、有効面積です。レクター型の方が、有効面積は多少広いです。ではこの形状のメリットは何か。ズバリ見た目です!(笑)
一般的には、ヘキサの方が風に強いといわれていますが、張り方でどうにでもなるので、個人的にはあまり気にしなくてもいいかと思います。これはシェルターとしての使用も、日除けタープとしての使用も両方にいえることです。
私はシェルターとして使えるサイズのヘキサ型は持っておらず、日除け用に使うヘキサ型のタープは持っているのですが、ヘキサの方が単純に張った時、かっこいいんですよね。これは個人の主観もあると思いますが。
ちなみにデメリットは必ず頂点の数だけペグダウンが必要なこと。レクター型は最小で4点ペグダウンすれば形になります。これも張り方次第ですけど。
シェルターとして使っているmahaloさんにもヘキサのメリットを聞くと、シェルターにした時に、地面との接地面がしっかりと塞がるように張ることが割と簡単にできるとのこと。上の写真もしっかりと地面に接地しているのわかりますでしょうか? 逆に夏はもう少し浮かせて、隙間風を入れることも可能だそう。
さて、いかがでしたでしょうか?
今回はいつも一緒にキャンプをしているmahaloさんに協力してもらいヘキサタープを紹介しましたが、やっぱり、この形はかっこいいのですよね。皆様もぜひヘキサでソロキャンプしてみてください。
>> 連載
(文・写真/RYU)
RYU/「不自由は自由だ!」をモットーに、年間数十泊の野営を行っている。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」
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