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走りもデザインも進化している「EV&エコカー」5選【GoodsPress 2023上半期AWARD】

&GP / 2023年7月4日 20時0分

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走りもデザインも進化している「EV&エコカー」5選【GoodsPress 2023上半期AWARD】

【GoodsPress 2023上半期AWARD】

脱炭素、排気ガス軽減…。これまでのEV&エコカーは環境面のことから語られることが多かった。しかしクルマの楽しさは、やっぱり走りや操縦性のフィーリング。そんな観点で、モータージャーナリストの九島辰也さんに各賞を選んでもらった。

*  *  *

ハイブリッドやEV、いわゆるエコカーと呼ばれる類いのクルマは、これまで単に排気ガスに含まれる有害物質を低減し、人体の健康や環境に配慮したものというイメージが強かったことは確かだ。

「ところが今は、各社とも技術や研究が急速に進み、ボディデザインはもちろん、クルマにとって大切な“走り”の部分でも満足できる車種が多くなってきました」と九島さん。

クルマは移動のための手段という実用的な面に加え、スタイルのカッコ良さや走らせた時のフィーリングなど、趣味的な要素を内包していることを求める人が多いことは確かだ。

「環境問題に重きを置く欧米のメーカーは急ピッチでEV化を進めています。これに倣って、日本メーカーはモデルを続々と誕生させています。近い将来、日本でもガソリンオンリーのクルマは、ほぼ無くなるのではないでしょうか」

欧米は環境先進国であると同時にクルマ先進国でもある。趣味として乗って、操って楽しむというクルマ文化がある。今、日本のメーカーもそんな魅力的な車種を続々と誕生させている。その中から九島さんがベストだと考えるモデルを選出してもらった。

モータージャーナリスト 九島辰也さん
外資系広告会社から自動車雑誌業界に転身。数多くの雑誌で副編集長や編集長・発行人を務めてきた。モータージャーナリスト活動を中心に多彩な趣味を持つ。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員

 

ーEV&エコカー部門ー

<大賞>

■5代目プリウスはスタイリッシュなデザインにも注目

トヨタ
「プリウス(PHEV)」(460万円〜)

デザインよりも機能の方に話題が集まりがちなエコカーで、素直に「カッコイイじゃん」と思える価値は高い!(九島さん)

従来モデルよりもフロントノーズを低く抑え、流れるようなサイドフォルムとリアフェンダーの膨らみでスポーツカーのようなスタイルに仕上げられている。実際にステアリングの応答性も良く、気持ち良く向きを変える動きは自然でキビキビと走れる。

▲高級感とレーシーな雰囲気を併せ持つシートや内装。コックピットは運転に集中できる構成になっている

▲トランクルームも一般的なキャリーケースが2個入る広さ。荷物が多いドライブでも実用性は十分だ

▲プラグインハイブリッドは、いつもは電気のみで走行、必要な時だけガソリンを使うので安心感がある

 

<高級感もあるで賞>

■シンプルで日本の伝統美を生かしたモダンなフォルム

日産
「アリア」(539万円〜)

国産EVの中で唯一高級感を持っているのがこのアリア。環境にもオシャレにも意識が高い自分をアピール(九島さん)

EVならでは力強い加速感が味わえる。前後輪にモーターを備えた電動4輪制御技術、e-4ORCEは路面や走行状況に応じてトルクを前後同時に自動で最適配分してグリップを最大化し、コーナリング性能を向上させるようになっている。

▲ボディと室内は日本の伝統美から着想し、先端技術を融合させてデザインされた

 

<デジタルと走りを両立できたで賞>

■優しそうな表情の中にダイレクトで力強い走りを秘める

ホンダ
「HONDA e」(495万円)

外観、それとインパネ全面がモニターという個性派ながらホンダらしい走りをちゃんと楽しませるなんてスゴイ!(九島さん)

走り始めた瞬間から最大トルクを生み出す特性のモーター搭載で、加速が必要な時に瞬時に反応するリア駆動のEV。コーナリングも機敏で、ハンドル操作にクイックに反応する、まさにホンダらしい味付けがされている。

▲高出力リチウムイオンバッテリー搭載で、30分程度の急速充電で約80%充電を達成している

▲インパネには様々な情報とサイドミラーカメラも映像を表示。ルームミラーもデジタル化

 

<イタリア大好きで賞>

■EVを楽しいものにしてくれる見た目も走りもイタリアン

フィアット
「500e」(473万円〜)

エコを意識しながらイタリア大好きな気持ちを満足させてくれる一台。イタリア本国でもたくさん走っています(九島さん)

伝統的なチンクチェントのフォルムに現代的な要素を融合させたボディデザインが、イタリアのエスプリを感じさせてくれる。その中に最新のパワフルさとエコを両立した技術や安全技術を搭載している。

▲TFT液晶のフルカラーマルチファンクションディスプレイには多彩な情報を表示

▲室内空間は歴代『500』の個性を随所に取り入れた、上質で先進的なデザインだ

 

<電源として使えるで賞>

■PHEVにしかできない走りで意のままに駆け抜ける力

三菱
「アウトランダー PHEV」(484万1100円〜)

キャンプ場で給電できるイメージが強いのが三菱車。アウトランダーPHEVはその筆頭で、頼り甲斐たっぷり(九島さん)

7つのドライブモードを搭載していて、ダイヤルで切り替えるだけで路面状況に合わせた最適な力強い走りができる。また、災害や停電時には、移動可能な非常電源として使用することも可能な、頼りになるクロスオーバーSUVだ。

※2023年6月6日発売「GoodsPress」7月号50-51ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【GoodsPress 2023上半期AWARD】

<取材・文/松尾直俊>

 

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