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災害時にも活躍する防災兼用キャンプギア23選【わが家の最新エマージェンシーギア選び】

&GP / 2024年3月8日 20時0分

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災害時にも活躍する防災兼用キャンプギア23選【わが家の最新エマージェンシーギア選び】

【わが家の最新エマージェンシーギア選び】

屋外での使用を想定されたアウトドアギアは、タフで持ち運びやすいモノが多く、災害時に役立つ要素が満載だ。人気アウトドアメーカーの担当者に、休日のレジャーはもちろん、危急時にも頼りになる必見ギアを教えてもらった!

*  *  *

従来の防災グッズといえば「いかにも」なデザインの単機能製品が多く、とりあえず防災バッグの中に入れたは良いものの、使う機会もなく、そのままタンスの肥やしになっている、なんて人も多いのでは。もちろん、それらを使わずに過ごせたのは幸運だが、防災意識が高いとは言い難い。

そこでぜひ提案したいのが「フェーズフリー」だ。日常時と非常時のふたつのフェーズ(局面)の境界をなくすという考え方で、フェーズフリーなアイテムは普段の生活で便利なのはもちろん、非常時にも役立つ機能を備えている。

アウトドアギアもその一例に該当するだろう。休日のキャンプやレジャーで使いながらも、イザというときにはその耐久性や軽量性が頼りになる。例えばテントやシェードなら風雨から身を守るシェルターになるし、周りからの視線を遮ってくれるので避難所でのプライベート空間確保にも役立つ。ほかにも軽くて暖かい寝袋や、大容量で機能的なバッグ、停電時には明るいランタンや保冷グッズも活躍しそうだ。

今回は各人気ブランドにオススメの防災兼用のギアをピックアップしてもらった。新視点からのギア選びの参考にしてほしい。

 

<テント&シェード>

主役ギアのひとつであるテントは、災害時には風雨を凌ぐシェルターとして活躍してくれる。視界も遮ってくれるので、着替えもできるプライべートな空間の確保に最適だ。

1. 遮光性に優れた生地が内の温度上昇を防ぐ

コールマン
「スクリーン IGシェード+」(1万2980円)

虫よけ効果のあるメッシュを採用しています。着替えのときはフルクローズに、換気などではフルオープンにするなど、シーンに合わせて使用できます(ニューウェルブランズ・ジャパン コールマン事業部 マーケティング本部)

太陽光を90%以上ブロックするダークルームテクノロジーによって、暑い夏でも涼しく過ごすことができる。耐風性に優れたクロス設計のポールは強風時でも使用可能。3〜4人が過ごせる広々設計で、屋外でも家族のプライベート空間を手軽に確保できる。

▲出入り口や窓をすべて閉めれば、着替えや小さな子どものおむつ替えにも便利だ

▲太陽光をブロックし、室内は夏でも涼しい。それでいてフロントドアは光を透過するので暗くなりすぎない

▲収納サイズは約Φ15×60㎝。付属のバッグはハンドル付きなので持ち運びもしやすい

 

2. 助けないコーティングが施された安心設計

ロゴス
「neos どこでもルーム-BB」(1万8700円)

災害時の簡易トイレや着替え用テントに最適。内部が透けないシルバーコーティングが施されていたり、シャワーヘッド用フックが付いていたり災害時を想定した仕様になっています(LOGOS 広報課/中井さん)

シルバーコーティングを生地に施しているので外から透けにくく、ビーチでの着替えや災害時の簡易トイレの使用に最適だ。換気用のメッシュや、小物入れ、マッドスカートが装備されているなど嬉しい機能も豊富。フレームを伸ばすだけの簡単設営なので、すぐに設置できる。

▲視界を遮った簡易個室になるので、被災時にはトイレの設営にも役立つ

▲付属のフックでシャワーヘッドを取り付け可能。シャワールームとしても活用できる

▲付属の収納バッグに入れれば省スペースで保管しておける。収納サイズは約Φ12×90cm

 

<寝具>

避難所などで寝泊まりするときに用意しておきたい寝具も、心身を整える快適な睡眠のために必要だ。アウトドアギアなら暖かさや持ち運びやすさなどに注目して選ぼう。

3. シルク100%素材で寝心地がワンランクアップ!

cocoon
「トラベルシーツ(シルク)」(1万5840円~1万7930円)

シルク素材は肌触りが優しく湿気を外に逃がすほか、寒冷時には保温効果も。避難所では就寝時に少しでも快適に過ごすためのアイテムとなります(エイアンドエフ/赤木さん)

既存のスリーピングバッグに入れて使用するトラベルシーツ。生地素材のシルクは肌触りの良さはもちろん、高い保温効果と透湿性を有しており、夏はムレにくく冬は暖かい。海外旅行や災害時などの衛生面が気になるシーンでも清潔な状態で眠れる。

 

4. レイヤーの組み合わせで幅広い気温に対応できる

コールマン
「パーカー/C3」(1万3750円)

2枚のレイヤーの組み合わせで-3℃から13℃まで快適温度に合わせて使えて、様々なシーンで活躍します(ニューウェルブランズ・ジャパン コールマン事業部 マーケティング本部)

アウターには暖かみのあるフリース生地、インナーに肌触りの良い起毛生地を使用。フードはアウターとインナーの両方に取り付け可能。快適温度は-3℃から13℃まで対応しており、防災グッズとしても心強い一枚だ。

▲ダブルレイヤーの組み換えだけでなくフードも着脱式。取り外せば枕としても使える

▲開口部が広くて収納しやすいEZキャリーケースが付属。収納サイズは約φ40×43cm

 

5. キャンプデビューに最適なエントリーシュラフ

スノーピーク
「SSシングル」(6600円)

収納時はクッションとして使用可能なシュラフです。別売りのマットと組み合わせることで使用可能温度や快適さが向上します(スノーピーク 広報課/木下さん)

連結し親子で入れるシュラフ(寝袋)として使用したり、ファスナーを開いて2人サイズの掛け布団として使用したりと、使い勝手が良い。収納ケースに入れればクッションにもなるので、キャンプ以外の用途にも◎。

▲ファスナーを開けば大きな掛け布団にもなる。家族と一緒の際や温かい季節でも使いやすい

▲キャンプの行き帰りでは、クッションとして車内や後部座席のお供などにオススメ

 

6. 耐久性と寝心地の良さを両立!

SABBATICAL
「エレリースリーピングパッド STD」(1万2980円)

逆流弁付きバルブで設営と撤収が簡単なので、急な来客にも対応できます。防災の観点では、避難所で少しでも快適に過ごせるよう持っておくと便利です(エイアンドエフ/赤木さん)

内部に高品質な5cm厚のウレタンフォームを採用した、寝心地の良いマット。トグルを使用してマット同士を連結できるほか、重ねての使用も可能。収納時はコンパクトなので複数枚用意しておくのもオススメだ。

▲バルブには逆流弁が付いているので、設営時に膨張させたり撤収時に圧縮させたりがラク

 

<不便を解消する役立ちギア>

物資や行動が制限される災害時には、日常の当たり前が当たり前でなくなることも。そんな「困った」も予め対策しておけば、衛生環境の向上やストレス軽減につながるはずだ。

7. どこでも使える&ハンズフリーな高汎用なシャワー

ロゴス
「2電源・どこでもシャワー(DC・電池)」(9900円)

水道がない場所でもシャワーが使える2種類の電源に対応したモバイルシャワーです。吸盤式ホルダー&S字フック付きなので、両手が使えるハンズフリースタイルでも使用できます(LOGOS 広報課/中井さん)

DC12Vでクルマの電源から繋げたり電池駆動で使ったりと、水と容器と一般的な電源さえあればどこでも使える2WAYタイプ。さらに吸盤のついたホルダーやS字フックを活用すれば、ハンズフリーでも体を洗える。

▲吸盤式ホルダーで車のボディに設置も可能。キャンプはもちろん、海水浴やサーフィンなどのアウトドアレジャーで、体やギアのちょっとした洗浄に幅広く活躍する

 

8. 洗濯バサミを使わず干せるスグレモノ

COGHLAN’S
「バンジークローズライン」(1100円)

設置すればあとはねじられたゴムの間に洗濯物を挟むだけで、洗濯バサミなども必要なく物干しができます。一度使うと便利さがわかる道具です(エイアンドエフ/赤木さん)

2本のゴムをひねった構造をしており、ゴムとゴムとの間に衣類を挟み込むことで干すことが可能。伸縮性があることと両端にフックが付いていることで、普通のロープより格段に使いやすい。災害時にあると助かるアイテムだ。

 

9. 緊急時でも少量の水で少量の水で洗濯できる!

ロゴス
「シェイク洗濯袋」(4400円)

災害時には水の確保や電力の供給が困難になることから、洗濯の困難が予測されます。そんな時に力を発揮してくれるアイテム。衣類やタオルの圧縮袋にもなります(LOGOS 広報課/中井さん)

水や電気の供給不足時に便利なアイテム。使い方は簡単で、洗濯物と洗剤・水を入れ、口を閉じてシェイクするだけ。使わないときは丸めてたためば、コンパクトに収納可能。防水仕様で、貴重品入れや圧縮袋としても◎。

▲屋外でも手軽に下着や靴下などが洗える。少ない水で洗濯できる点も災害時にはありがたい

 

10. 専用設計だから災害時の防災リュックに最適

モンベル
「エマージェンシー パック 20」(8580円)

災害発生時の一時的な緊急避難や帰宅困難時を想定した必要装備を背負って持ち歩くためのパックです。暗闇で光に反射して光る反射マーク、IDタグ付きで安心です(モンベル 広報部/長井さん)

災害発生時にすぐ持ち出しておくべきアイテムを収納し、スムーズに出し入れできるよう設計されている。公式サイトでは揃えるべき装備の一覧が紹介されているのも心強い。それらのアイテムもチェックしつつ、緊急時に備えて万全の対策を心がけたい。

 

11. 防水&自立式の持ち運びしやすいギアバッグ

スノーピーク
「ウォータープルーフ ユニットギアバッグ220」(6072円)

細かな防災グッズをまとめておいても良いですし、簡易的なシンクとしても使用できる収納バッグです。自立するので型崩れしづらく中身がこぼれにくいアイテムです(スノーピーク 広報課/木下さん)

ウォータープルーフなので洗ったお皿や濡れたタオルなどを一時的にまとめておくのに便利。アウトドアシーンでは簡易的なシンクとして使えるほか、普段はギアを収納してそのまま持ち出しようにしておくのもオススメ。

▲同社の人気システム「IGTフレーム」にもセット可能。食器を入れるシンクとして活躍する

 

12. マルチユースだから様々なシーンで使える

コールマン
「ウォーカー33 (ヘリンボーン)」(8690円)

大容量なので防災グッズをひとまとめに保管できます。撥水加工を施した生地や雨の侵入を防ぐジッパーフラップなどアウトドアで快適に過ごすための機能を搭載しています(ニューウェルブランズ・ジャパン コールマン事業部 マーケティング本部)

タウンでもアウトドアでも使用ができる汎用性の高いバックパック。大容量かつ高機能なので、防災カバンとしても充分に活躍する。背面パネルとショルダーベルトにはメッシュ素材を使用しており長時間の使用も快適。

▲同シリーズにはキッズ用のウォーカーミニ(4400円)も。ポケットが多く収納力も◎。カラー、サイズともに豊富なので、家族一人にひとつずつ用意しておくのもオススメだ

 

13. 使い捨てライターが高火力バーナーに変身!

SOTO
「ポケトーチ」(実勢価格:1650円前後)

小型耐風バーナーとして風が吹く屋外でも確実に点火できます。コンパクトですので、防災グッズに加えやすいです。もちろん、中に入っているフリント式ライターも取り出せばそのまま使えます(SOTO 広報担当/坂之上さん)

指定の使い捨てライターを燃料にして、1300℃の強力バーナーとして使えるグッズ。ろうそくに火をつけたり、暖をとるための焚き火へ着火したり、ガス器具の圧電点火装置が故障した際の着火予備など、1台あると安心だ。

▲使い捨てライターをそのまま使うより強火力な極細集中炎。それだけでなく燃焼効率にも優れているので、ライター1個で約20分と使用時間も60%アップする

 

■停電時には保冷ギアが大活躍!

冷蔵・冷凍保存が必要な食料にはアウトドア用の保冷剤やクーラーボックスが最適。夏には熱中症対策にもなる。

14. 従来の製品と比べて約8倍の保冷力!

ロゴス
「倍速凍結・氷点下パックL」(1595円)

事前準備の冷凍時間はおよそ18~24時間と従来品の約半分。それでいて一般的な保冷剤の約8倍の保冷能力があり、冷凍食品やアイスクリームも保存できる。停電等の緊急時に冷蔵庫に入れておけば食料確保に一役買ってくれるだろう。

 

15. 大容量&高い保冷力で連泊での使用もOK

コールマン
「エクストリーム ホイールクーラー/50QT (エバーグリーン)」(1万3970円)

容量は47Lで2Lのペットボトルが7本入る。蓋部分にもフォームがあるので、保冷力が高く約5日間食材を保冷できる。タイヤとキャリーハンドルが装備されているので、荷物入れて重くなってもラクに運べて持ち出しやすい。

 

■圏外でも使える連絡ツールも要チェック

災害時には電話回線が混み合い、家族と連絡が取りづらくなることも。対策となるモノを用意しておくのも有効だ。

アイコム
「IC-DRC1MKII」(実勢価格:3万2780円前後)

携帯電話と異なり、ワンタッチで多人数と情報が共有できるのが強み。携帯の圏外区域や大規模災害時などでもつながりやすく、GPSを搭載しているので離れ離れになっても捜索の手がかりとなってくれる緊急時の強い味方だ。

 

<ランタン&ライト>

停電時や夜間の被災で活躍するのがランタンや懐中電灯。乾電池式やUSB充電式などの給電方法のほか、連続駆動時間、スマホなどのガジェットへの供給機能の有無にも注目したい。

17. 大容量パワーバンクと超高輝度LEDを搭載

ロゴス
「野電 パワーストックランタン 2600・フルコンプリート」(2万5850円)

大きな充電容量と超高輝度1300ルーメンを実現したロゴスの定番ライトです。充電能力はスマホ10台分、タブレットだと3台分に対応。災害時の明るさ確保はもちろん、スマホの充電にも活躍します(LOGOS 広報課/中井さん)

スマホ約10台分を充電できる大容量パワーバンクと、暗闇でも全体を明るく照らせる1300ルーメンのLEDを装備したモデル。防雨・防塵で耐久性に優れ、コンセントはもちろん、車のシガーソケットの2電源に対応しているので、停電などの緊急時でも安心だ。

▲ライトの使用時でも、スマートフォンやタブレットなど2台のデバイスを同時に充電できる

▲ねじ式の強力マグネットが付属。ハンドル部分に付ければ車や鉄製ポールにも設置可能だ

 

18. レギュレーター搭載で安定した光量を放つ

SOTO
「レギュレーターランタン」(7700円)

日常的に常備しやすく、支援物資としても比較的届きやすいカセットガスを燃料にしています。乾電池が品薄になることも予想されますので、カセットガス式のランタンもご用意いただけると安心です(SOTO 広報担当/坂之上さん)

ガス式のテーブルランタン。マイクロレギュレーターを搭載しており、低温下や連続使用時にも安定した光量を放つことができる。火の優しい光で、周囲の迷惑にもなりにくい。災害時に電気は供給不足に陥りやすいため、いざという時に持っておいて損はないアイテムだ。

▲マントルの明るさは15ルクス(80W相当)。温かみのある光がテーブルを照らす

 

19. 頭に装着すれば両手での作業を妨げない

モンベル
「パワー ヘッドランプ」(3190円)

単4形の乾電池3本を使用する製品。スペック面では明るさ300ルーメンや照射距離70mを誇り、とても明るいオススメのヘッドランプです(モンベル 広報部/長井さん)

照射距離70mと遠くまで照らせるヘッドランプ。両手が空くので、夜間のテント設営や調理などに活躍する。照射パターンは手元を見やすくする「電球色モード」、歩行範囲を照らす「ワイドモード」、遠方を照らす「スポットモード」の3種類。防水仕様で突然の悪天候にも対応できる。

 

20. 取り外し可能な4つの発光パネルと充電ポートを装備

コールマン
「クアッドマルチ パネルランタン」(1万1800円)

取り外し可能なパネルはマグネット式。持ち手をフックに引っ掛けたり、立てたりできます。USB充電ポートもついているなど、マルチに活躍する一台です(ニューウェルブランズ・ジャパン コールマン事業部 マーケティング本部)

8本の発光部のうち4つの発光パネルが取り外し可能で、トイレに行く際や複数人での利用で便利だ。本体の連続点灯時間は最大で400時間、携帯の充電もできるUSBポートもあり災害時に使える性能を有している。乾電池式なので充電ができない場合でも安心だ。

▲取り外したパネルはスタンドで立てかけられるほか、持ち運んで懐中電灯としても使える

 

21. 手のひらサイズのかわいいランタン

スノーピーク
「たねほおずき」(6380円)

小型ながら十分光量もありベッドサイドなどに置いておくと便利なアイテムです。現行モデルは乾電池式となっていますが、2024年の新作では充電式も登場します(スノーピーク 広報課/木下さん)

球形デザインが目をひく直径62mmの手のひらサイズランタン。本体上部にマグネットキャッチを装備しているので、ヒモに通して吊るしたり、鉄製品に取り付けたりできる。ろうそくのように自然でゆらゆらとした「擬似ゆらぎ機能」が落ち着きのある空間を演出する。

▲雰囲気のある優しい明るさが特徴のひとつ。普段は読書灯など間接照明としても使える

 

22. オシャレな見た目に機能性も豊富なライト

BAREBONES
「エジソンライトスティックLED2.0 アルミニウム」(9900円)

ロープ状に巻かれたLEDライトを灯せば、ランタンの代わりになります。普段使いはもちろん、アルミニウム製で軽量仕様なので、いざという時にはサッと持ち出す事ができます(エイアンドエフ/赤木さん)

小型のハンドライトで、本体に巻きつけられたロープ状のLEDが点灯し、ランタンとして機能するユニークなデザインが特徴的。144gと軽量なのでカバンやポケットにサッと入れて持ち運びもラク。充電式で繰り返し使え、4~5時間の充電で最大80時間駆動する。

▲ロープ状の明かりは見た目も華やか。上部からも照射すれば懐中電灯としても使える

 

23. 乾電池でも充電でも駆動スタンダードなランタン

コールマン
「ラギッドパッカウェイランタン(メタリックグリーン)」(5830円)

グローブ部分が本体に収納できてコンパクトに持ち運べます。スマホなどの充電が可能なUSBポートもあって、災害時などでも便利です(ニューウェルブランズ・ジャパン コールマン事業部 マーケティング本部)

やわらかい色の暖色モードとはっきり照らす寒色モードの切り替えが可能なので、活動時から就寝時までをカバーしている。アルカリ電池とリチウムイオン電池の両方が使用でき、USBポート搭載で携帯の充電も可能なのは、防災の観点からも非常に役立つ機能といえるだろう。

 

■アウトドアメーカーだからこそできる防災への取り組み

メーカーのなかには、被災地への物資提供や復興活動の支援、防災術の啓蒙イベントなどさまざまな取り組みを行っている企業もある。いくつかの事例とその様子を見てみよう!

▼復興活動やノウハウ周知にも尽力!

阪神淡路大震災をきっかけにモンベル代表・辰野氏の発案で発足された「アウトドア義援隊」。今年1月に発生した能登半島地震でも、被災者を支援するため現地で活動を行っている

▲自社自身も被災した石川県羽咋市のモンベルの北陸総合センターを拠点とし、各地へ物資を届けている

 

▲コールマンでは物資提供などの復興活動のほか、公式サイトで防災術を紹介。要チェックだ!

▲SOTOではガス器具や焚き火などを活用し火の扱いを覚えられる「火育教室」も開催

 

▼より災害時・緊急時を意識した製品にも注目!

モンベル
「浮くっしょん」(9350円)

東日本大震災をきっかけに開発されたライフジャケット。畳めばクッションになるので、普段からイスの上などの身近な場所に置いておくことができる。場所を知らせるホイッスル付き。

モンベル
「エマージェンシーシート」(594円)

体からの熱を反射して、体温の低下を防ぐ防寒シート。アウターとは異なり、全身をカバーすることができる。軽量コンパクトなので防災カバンに家族の人数分を入れておきたい。

※2024年3月6日発売「GoodsPress」4月号68-73ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【わが家の最新エマージェンシーギア選び】

<文/山本晃平>

 

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