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日常も旅行も大活躍!忘れ物防止タグ「Wistiki」は便利に決まってる!

&GP / 2017年5月8日 21時0分

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日常も旅行も大活躍!忘れ物防止タグ「Wistiki」は便利に決まってる!

出かける直前に鍵が見つからず、遅刻寸前で家を出てしまう……こんなことはありませんか? いつも所定の場所にきちんと置いていればいいハナシなのですが、つい前日飲みすぎて帰宅した時に、適当な場所に置いてしまうことも。そんな探し物が多い人に便利なのが最新スマートタグ「Wistiki」。スマホと連動して、音や地図上で探し物を見つけることができるデジタルグッズです。

今回、忘れ物の多い筆者が実際にこのスマートタグの威力を試してみました!

▲Wistiki by Starck “ヴォワラ!”全4色 各5980円(税抜き)。充電不要で最大24カ月使用可能

 

「Wistiki」はスマホやタブレットのBluetooth機能と連動してメロディを鳴らしたり、専用のMAPアプリ上にアイコンを表示させて、落とし物を探したりすることができるスマートアクセサリーです。開発のきっかけは、開発者の家の猫がいつもどこかに隠れてしまい、探すのに苦労したことから。「ペットの居場所を探すGPS機器が欲しい」という思いが生んだ製品です。

▲香水ボトルのようなオシャレなデザインは、フランスの有名デザイナー、フィリップ・スタルク氏が手がけたもの

■実際に現物を手にとってみた

まずは箱から製品を出し、現物を確認してみました。大きさは鍵とほぼ同じくらいで、重さは11gと非常に軽量。鍵と一緒に持ってみても重量感はなく、取り付けても邪魔にならなそうです。

▲メタリックな外観で、鍵とマッチするデザイン。重さも筆者が持っている鍵(13g)より軽いです

 

さっそく鍵に取り付けようとしたところで問題発生。付属品に取り付け金具などがないので、そのままでは付けられません。すぐに使いたい場合は事前にヒモや連結できる金具を用意しておきましょう。

▲このままでは取り付けられないので

▲取り付ける金具は自分で用意しましょう

 

デザインが本当にカッコイイので、カバンに付けても良さそう。また、空港のベルトコンベアから運ばれてきた自分の荷物が近くに来たら、スマホからアラートでお知らせをする、なんて使い方も可能です。

 

■専用アプリをインストール

「Wistiki」の機能を使用するには専用アプリをスマホにインストールする必要があります。アプリを販売しているストアで“WISTIKI BY STARCK”と検索して無料のアプリをインストールしましょう。

▲説明画面は英語ですが、アプリはきちんと日本語に対応済みです

アプリを開いたら、名前やメールアドレス、パスワードを登録してアカウントを作成します。

▲アカウントとリンクして機能するため、アカウント情報の数だけ操作できる「Wistiki」を増やせます

 

アカウントを登録したら、「Wistiki」とスマホを繋ぐペアリング作業を行います。ペアリング専用の画面を表示させたまま「Wistiki」本体のボタン部分を長押しすることで、スマホと連携させることができます。

▲ペアリング画面になったら

▲「Wistiki」本体のくぼんでいる部分を専用のメロディが流れるまで長押しします。メロディ音量は90db、これは騒々しい工場の中と同じくらいの音の大きさです

結構強めに押し続けないとメロディが流れないので注意しましょう。聞こえてくるのはとても陽気で可愛らしいメロディ。開発者いわく、高齢者でも聞こえやすいようさまざまな音程を組み合わせて作ったメロディなのだそう。

■さっそく探し物をしてみる

職場の人間に協力してもらい「Wistiki」を隠してもらいました。隠し場所を知らない筆者が、アプリを使って見つけられるか挑戦です。

▲この部屋に隠されているらしいのですが……

どこにあるのか全く検討がつかなかったため、さっそくアプリで呼び出しボタンを押してみると、奥のパソコンから陽気なメロディが聞こえました。

呼び出しはワンボタンで完了。下の赤いバーが短ければ短いほど「Wistiki」の場所に近くなります

▲キーボードの下から「Wistiki」を発見。メロディが大きくて聞こえやすいので、すぐに見つけることができました

 

逆に、「Wistiki」を使ってスマホを探すこともできます。「Wistiki」本体のボタンを長押しすることで、スマホからメロディを流すことができるので、「スマホが見つからない!」という時も慌てることがなくなりますね。

■忘れ物をしたら通知で教えてくれる

「Wistiki」はスマホと繋いでいるBluetooth通信が途切れると、アプリ画面に通知がくる「忘れモノ防止アラート」を搭載。探し物だけでなく忘れ物にも役立ちます。

■スマホと「Wistiki」の距離が離れすぎると、「忘れモノ防止アラート」の通知が表示されます

 

しかし、この「忘れモノ防止アラート」は「Wistiki」のメロディではなく、スマホに設定された通知音が鳴るので、音量によっては気づかないことがあります。また、iPhoneの場合はマナーモードで音が鳴らないので注意が必要。にぎやかな場所だと通知に気づく自信がないので、この「忘れモノ防止アラート」は「Wistiki」オリジナルのメロディが良かったな、と個人的には感じました。

 

■GPS表示でMAP上から忘れ物の位置を確認

「忘れモノ防止アラート」に気づかなかった時に有効なのが、MAPのGPS表示。これはBluetooth通信が途切れた位置に「Wistiki」のアイコンを表示して、遠くに離れてしまった忘れ物の場所が分かる機能です。

GPS表示を使うため、あえて会社に「Wistiki」を置いて外出をしてみました。MAP画面を開いてみると、自分の位置と「Wistiki」のアイコンが表示され、距離がどれだけ離れているかが分かります。

▲GPS表示の例。黄色いアイコンが「Wistiki」の場所。青いアイコンが自分の位置になります

 

便利な機能ですが、忘れ物をした場所の位置が大きくずれてしまうことも。これは「Wistiki」自体にGPSが搭載されておらず、最後にBluetooth通信をした位置でアイコンの表示場所を算出しているためです。道の途中で落とした物を探す場合は、少し見つけるのが難しいかもしれません。しかし、位置情報の近くにお店があり、そこに立ち寄っていた場合はそのお店で落とした可能性が高いため、店内を探せばすぐに見つけだせそうです。

■お役立ちシーンはいろいろ!

GPS表示はあくまで最後に通信が途切れた場所を表示しているので、落とした「Wistiki」を誰かが拾って大きく移動してしまっていたら、アイコンの場所を訪れても見つからない可能性があります。

その場合、もう一つの「Wistiki」の大きな特長として「コミュニティ機能」が生きてきます。これは自分が落とした「Wistiki」の近くをほかのユーザーが通った時に「位置情報が最新のものに更新される」という機能です。一人では探し回る範囲に限界がありますので、このユーザーが協力しあって落とし物を探せる仕組みは本当に素晴らしいです。

今のところ「Wistiki」を使用しているユーザーは少なく、この「コミュニティ機能」の恩恵を受けるのはなかなか難しいかもしれません。この先どんどん「Wistiki」の普及が進んで、いつか「探し物がない世界」がやってくることを願いたいと思います。

■こんなシーンでお役立ち!

最後に、シーン別に「Wistiki」を利用した便利な使い方を5パターンご紹介したいと思います。

1、お財布に

▲個人情報やクレジットカードが入った財布は一番失くしたくない物。キーホルダーが付けられる大きめの財布ならそんなに違和感が無さそうです。カード型の薄さで財布用に特化した“hopla!”も発売予定

2、お気に入りの傘に

▲店内を出る時に雨が止んでいて、つい置き忘れをしてしまう傘にも。「Wistiki」は防水なので濡れても安心です

3、大事な電子機器に

▲例えばデジタルカメラなんかに。カメラだけなら良いですが、思い出の写真も失くしてしまったら悲しいですからね

4、愛車の中に

▲テーマパークや大型ショッピングモールの広い駐車場でも、GPS表示ですぐに愛車を見つけやすくなります

5、スーツケースに

▲空港のベルトコンベアから流れてくる大量の荷物の中、自分のスーツケースが近づいたらアラートでお知らせ、なんて使い方が便利そうです

>> Wistiki

 

(取材・文/一戸隆平<メディアム>)

 

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