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自宅の「スマートロック」にありがちな誤解 家から締め出されないために心掛けている実践的な5つのこと

ITmedia PC USER / 2024年4月12日 19時15分

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 筆者がスマートホーム関連製品で一番恩恵を受けているのが、ずばり「スマートロック」だ。ドアに取り付けた指紋センサー付きキーパッドに指を押し当てたり、ボタンを押したりするだけで解錠/施錠できる便利さを一度でも味わってしまうと、もう手放せない。特にガジェット好きではない家族からの評判も良好で、1年以上もずっと家庭で使われ続けているのが何よりの証拠だ。

 しかし、昨今はスマートロックを取り付けたことで「家から締め出されてしまった」という体験談や、「スマートロックやスマホのバッテリーが切れたら動かなくなるリスクが大きいのではないか」といった心配の声をいまだに見かける。

 スマートロックを使ったことがない人からすれば、そういった事態を想像するのは当然のことだろう。しかし、これらの多くはちょっとした心掛けで解消できる。誤解によって便利なスマートロックの導入がためらわれてしまうのは非常に残念だ。スマートホーム製品で快適な生活をいろいろな人に享受してほしい。

 というわけで、筆者がスマートロックを使う上で普段から心掛けているつのポイントを紹介したい。

●スマートロックを安心して使うためにできること

(1)発想を変える──「鍵を持ち歩かなくてもいい」は間違い

 スマートロックにありがちな誤解として「(もともとの)鍵を持ち歩かなくてもよくなる」というものがある。間違ってはいないのだが、これではスマートロックが万が一、使えなくなってしまった場合に締め出されてしまう懸念を払拭(ふっしょく)できないだろう。

 これは発想を変える必要がある。正解は「ドアの前で鍵を取り出す手間が省けて超ハッピー」だ。

 スマートロックを取り付けることで、もともとの鍵を使わずに解錠できるようになるが、だからといって鍵を持ち歩いてはいけないなんてルールはない。いつも通り鍵はカバンの奥底にしのばせておく。ドアの前に立ったら鍵を取り出すことなく、解錠して中に入る──これだけで便利さを強く感じられるはずだ。

 一方で、かばんを持たずに出掛けるという人もいるだろう。筆者もスマホと財布、車の鍵だけという機会は多い。そこで筆者は鍵を財布にしのばせることにした。外出時に財布を持たないことはほぼないので、とても安心できる。

(2)オートロック機能はオフにする

 多くのスマートロック製品には、解錠して扉を開け閉めすると自動で施錠してくれるオートロック機能が搭載されている。「ごみ出しでちょっと外に出たら、施錠されてしまった」という“あるある”の原因がほぼこれだ。

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