ポーランド・クラクフで東欧雑貨ハント!華やかなクラクフ中央広場の織物会館
GOTRIP! / 2017年6月7日 11時30分
ポーランドの古都クラクフは、中世の歴史的な街並みが残る美しい街。ユネスコの世界遺産に登録されているクラクフ歴史地区の広場に面する織物会館は、ルネッサンス様式の壮麗な建物。
かつて織物などの取引が行われていたことから、現在もその名前で呼ばれています。織物会館の1階は、ポーランド中から民芸品や雑貨が集まるお買い物スポット。カラフルな色使い、手作りの温もりを感じる東欧雑貨は日本でも人気。
それでは、クラクフの旧市街広場と織物会館を覗いて見ましょう!「ポーランドの京都」と例えられる古都クラクフ(Kraków)は、11世紀中ごろから16世紀末までポーランド王国の首都として繁栄を極めました。奇跡的に戦時中に被害を受けなかったことから、古い街並みを留めています。
クラクフ歴史地区の中央広場周辺には、聖マリア教会、旧市庁舎の塔など見どころが満載です。
広場に面している織物会館(Sukiennice)は長さが100メートル程あり、ひと際存在感を放つ建物です。1階はお土産店、2階はクラクフ国立美術館になっています。
クラクフには重厚感のあるレンガ造りの建物が多く、織物会館もクリーム色の壁とオレンジ色のレンガのコントラストが芸術的。クラクフ旧市街の華である観光客向けの馬車。カラフルな装飾を身に着けた馬と女性御者が、この街に彩を添えます。
広場周辺のカフェやレストランは、いつも観光客で賑わいます。美しい景色を見ながらゆっくりと過ごせるテラス席が人気です。建物内部は小さな灯りで照らされており、お店の軒先から漏れる灯りがレトロな雰囲気。
ヨーロッパではクリスマスやイースターに開かれる大規模なマーケットが有名ですが、織物会館はそんな雰囲気も持ち合わせています。伝統的な東欧の民族衣装はカラフルな色使いと繊細な刺繍が魅力。ブラウスやベストに施された刺繍の模様は、地域により違った特徴を持つそうです。
大人用から子供用のサイズまで揃う羊の毛皮を使った靴は人気のお土産。ちょっと個性的なアイテムが好きな方には、木で作られたユダヤ人形も興味深いでしょう。
クラクフはかつて大規模なユダヤ人地区がありました。そして第二次世界大戦中に多くのユダヤ人がアウシュビッツ強制収容所に送られた歴史を持ちます。ユダヤ人に関する歴史に触れてみると、クラクフという街から受ける印象がまた新しいものになる事でしょう。
老若男女問わずに人気なのは、ハンドメイドの木彫りのアクセサリケースや小箱。時間を重ねることによって味が出る木製の雑貨は、旅の思い出にもぴったりです。ポーランド全土から集まるお土産の中で注目したいのは、琥珀の産出地として知られるバルト海沿岸の街の琥珀を使ったアクセサリー。日本と比べるとかなりお得な価格で高品質のものが購入できると評判。織物会館には、琥珀や天然石を扱うお店が数多くあります。クラクフには驚くほど多くの歴史的な建物があるので、2~3日かけてじっくりと見学するのがオススメです。
織物会館はポーランドの魅力がギュッと詰まったスポット。のんびりと散策するだけでも十分に楽しめるので、旧市街を訪れる時にはぜひ立ち寄って見て下さい!
Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
名前 織物会館(Sukiennice)
住所 Rynek Główny 1-3, 30-001 Kraków, ポーランド
アクセス Kraków Główny駅から徒歩15分
公式サイト http://mnk.pl/branch/gallery-of-the-19th-century-polish-art-the-sukiennice-the-cloth-hall
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