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きゃりーぱみゅぱみゅの大人なLADYになるわよコラム〜 第57回 たまにはしっかり休むわよ〜

Hanako.tokyo / 2024年4月11日 15時0分

きゃりーぱみゅぱみゅの大人なLADYになるわよコラム〜 第57回 たまにはしっかり休むわよ〜

きゃりーぱみゅぱみゅが「大人なLADY」を目指す日々を綴る連載。おかげさまで、話題沸騰です。第57回は「休養の仕方」について。

第57回 たまにはしっかり休むわよ

皆さま、ごきげんよう。先日、体調不良になりまして、しばらくお休みをいただいたきゃりーぱみゅぱみゅです。

お医者さんの指示に従って、丸々2週間、外出や家事をせずに自宅に引きこもることになりました(お休みの理由は今度改めてお話ししますね)。

しかし、休み方がわかりません!

いったいどうしたら本当の意味での“休み”になるのか?

休みの日になると、例えば静岡の「さわやか」にハンバーグ食べに行ったりだとか、だいたいどこかへお出かけしていた私。

そういう“休暇”はしたことがあるけど、心身を休める“休養”は病気で寝込んだとき以外したことがないんですよね。しかもこんなに長いのは。

とはいえせっかくの機会だし、今後の活動のためのインスピレーションを得ておこうと思って、ネトフリを観たりゲームをしたり本や漫画を読んだりして過ごすことにしました。

すると、ほどなくしてちょっとした発見が。

だんだんネトフリやゲームよりも、読書をしている時間のほうが増えていったんです。

なんというか、休養中に映像を観てるとけっこう疲れてしまう瞬間があるみたいなんですよね。

ただただ映像の中で起きてることを見ているだけの“流し見”になって、脳みそに入ってこなくなってきます。

こうなってしまうのは、自分側ではなく映像側のペースでストーリーが進んでいくからなんですかね?

その一方で、本や漫画は、自分のペースでストーリーを読み進めることができます。

特に活字の本は、文章を読みながら自分の中でイマジネーションを膨らませていけるのがめっちゃ楽しいことに気づきました。まさに作者と読者によるコラボレーションです。

しかも紙の本なら電気を使わないので、点けっぱなしで寝るといったこともありません。

なんの気兼ねもなくそのままスヤ〜ッと寝落ちできる紙の活字の本こそ、キングオブ休養中コンテンツだと思います。

そんなわけで、綿矢りささんの小説を休養中にけっこう読んでました。

以前、1冊読んでみたらすごく面白くて、そこからいろんな作品に手を出すようになったんです。

小説って小説独特の書き方をしたものが多いというか、文体や言葉選びにジジ臭さやババ臭さを感じたりすることがあるあるなんですけど、綿矢りささんは文体が柔らかくて、変にインテリぶってなくて等身大な感じがとても素敵なんですよね〜。

めっちゃ読みやすくて、感覚的に私と年代がすごく近い感じがします。

で、気になって今調べてみたら、実は私の9歳先輩でした。勝手に「タメ年くらいかな?」と思ってて失礼しました。

あとは、これを機に「休むとは何か?」を自分なりに考えてみようと思って、Amazonで「休む 本」と検索したら出てきた本も2冊ほど買いました。

1冊は心療内科の先生が書いた本で、もう1冊は韓国のエッセイストの方が書いた『私は私に時間をあげることにした』という本です。

これは日頃無理して友達に合わせてばかりいた著者が、本当の自分を見失っていることに気づいて、自分の時間を大切にするというお話です。

で、それを読んだ私もこうして今回、仕事から離れて自分の時間を持ってみて思ったことがひとつあります。

もうね、一日が長い!

仕事をしてると一瞬で終わる一日が、実はこんなに長いだなんて思いもしませんでした。

そして、この長い一日をあんなに短く感じさせる普段の労働の日々よ…。

いや〜、働いてばかりだとほんとは長い人生もあっという間に終わっちゃいそうです。

自分の人生を見つめ直すいい機会になりました。

とは言いつつも、働いてなければ働いてないで不安な気持ちにもなるんですよね。この仕事をしている限り。

特に自分の場合はソロだし、仕事をストップしているイコール、数カ月とか1年先に皆さんに発表することがなくなることを意味します。

「うわ〜、こうやってみんな私のことを忘れていくんだ…」

働いていないと、そんな不安がだんだんと大きくなっていきます。

何もしないでいると逆にストレスになってしまうので、あくまで無理をしない範囲で、自宅でできる仕事はすることにしました。

あと、休養中は身体にいいものを食べようと思ってしばらく健康食続きだったんですけど、ある日「たまにはマック食べるで!」とジャンク欲が爆発。

テリヤキバーガーとポテトとナゲットを貪り食べたら、頭の奥底から炭酸飲料の缶を開けたときのようなプシュッという音がして、脳汁が一気にブシャ〜と染み出してきました。

「私はこのために生まれてきた!」

心のなかでそう叫びました。そのときの私は、たぶんドラッグ中毒者みたいな顔をしていたと思います。

ところが困ったことに人間というものは一度欲望を認めてしまうと、次は「古着屋さん行きたいな〜」とか「ま、スーパーはええんちゃうか?」となってしまうんですよね…。

でもですね、皆さん。私は素直に自分を褒めたい。

次から次へと湧いて出てくる欲望をなんとか堪えて、結局2週間にわたって家から一歩も出ずに、お医者さんとの約束を守り通すことができました

これは上沼恵美子さんのおかげです。

休養中にYouTubeの「上沼恵美子ちゃんねる」にすっかりハマってしまった私は、不安な気持ちになったり欲望に負けそうになるたびに、えみちゃんの動画を観て耐え忍んでいました。

上沼恵美子ちゃんねる

えみちゃんってほんと飾らなくて正直だから、めっちゃ元気をもらえるんですよね〜。

私は本来、ズバズバした言い方は苦手だったはずなんですけど、えみちゃんのYouTubeを観ているうちにだんだんその魅力の虜になってしまいました。

今の私にとって、歯に衣を着せないえみちゃん動画はストレス解消になってる気さえします。

例えば、えみちゃんは自分の姉とめっちゃ仲良しな秘訣を「自分のほうが圧倒的に稼いでるからやねん」って言うんですよ。

これが姉妹揃ってどっちも稼いでたらバチバチになるけど、片方が圧倒しててもう片方がそれを認めているからこそ、関係が安定するんですって。

おもろいですよね〜。

で、こんな感じでえみちゃん動画をひとつ観たら、お姉ちゃんとの対談動画シリーズがブワ〜ッとYouTubeのおすすめに上がってくるようになりました。

さらに、自宅でえみちゃんがカレーを作る動画なんかもあったりして、健康食で食事制限している私の胃袋を刺激してきます。うお〜、食いて〜。

ちなみになんですが、高田純次さんとやってる『上沼・高田のクギズケ!』という関西のテレビ番組もおもろいです。

「ママ友はホームパーティに手作りパン持ってくんな。素人が焼いたパンはまずいねん」とか言いたい放題なえみちゃんを観ることができます。

この番組は日本全国のほとんどの地域で放送されてるのに、どういうわけか関東では放送されてないみたいなんですけど、「そりゃいろいろ厳しい東京のテレビじゃこれは無理か」って思わず納得してしまうくらいの飛ばしっぷりです。

番組公式TikTokの切り抜き動画でもえみちゃん節が楽しめますし、TVerでも観られますので関東民もぜひ。

最後なぜか番宣みたいになってしまいましたが、いつかえみちゃんに会うことが今の私の夢です。

過去の連載はこちらから


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