補助金を過大請求した疑いの認可保育園の運営会社に札幌市が約2600万円返納求める 在籍していない職員を書類に記載か

札幌市で認可保育園を運営する会社が補助金を過剰に受け取っていたとして、札幌市が返納を求めたことがわかりました。

補助金の返納を求められたのは、札幌市内で４つの認可保育園を運営する会社です。

札幌市は、４つの認可保育園に対する昨年度の補助金の精算を行った結果、過払いがあったと判断し、およそ2600万円の返納を求めました。

４つの認可保育園をめぐっては、在籍していない職員を書類に記載するなどして補助金を過大請求していた疑いが持たれていて、札幌市が調査しています。

札幌市は24日までの返納を求めていて、応じない場合は今年度の補助金との相殺を検討しています。

運営会社の男性経営者は、ＨＢＣの取材に「過払い分はあくまで概算・精算の中で生じた差額であり、返納するつもりだ」と話しています。