投手・大谷翔平、元本拠地エンゼルスタジアムでブルペン入り 昨年９月の右肘手術から４度目

ブルペンで思ったコースに決まらず悔しがる大谷（カメラ・中村　晃大）

◆米大リーグ　エンゼルス―ドジャース（４日、米カリフォルニア州アナハイム＝エンゼルスタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が４日（日本時間５日）、敵地・エンゼルス戦に「１番・ＤＨ」で先発出場する。昨年９月の右肘手術から投手としては“リハビリ中”で、試合前には術後４度目のプルペン投球を行った。

　捕手を座らせて、ブルペンでは術後最多の１５球。ツーシームも投げた。

　慣れ親しんだ元本拠地。前日３日（同４日）に続きビジター側のライトではなく、昨季までと同じ左中間フェンスで壁当てを行い、キャッチボール。「ずっとあそこでやっていたので。中（室内）でやる場所がなかった」と３日に説明していた大谷は「なかなか時間もないですけど、明日ブルペンに入れれば復帰に向けていいステップになるかなと思います」という言葉通り、左翼のブルペンに移動し、投球練習を開始した。

　エンゼルスタジアムのブルペンはホームとビジターが隣合わせ。昨季までの奥側ではなく、手前側でボールを投げ込んだ。