【高校野球】北星学園大付の最速１４９キロ右腕・石田充冴がプロ志望届提出へ

プロ志望届提出を決めた北星学園大付・石田

　北星学園大付の最速１４９キ北ロ右腕・石田充冴（じゅうざ）投手（３年）が、４日までにプロ志望届提出の意向を固めた。

　１９１センチの長身から投げ込む力強い直球が武器の右腕。今夏は大会開幕直前に左足首を捻挫し、札幌地区代表決定戦で敗退した。不完全燃焼のまま公式戦を終えたことから、夏の甲子園大会に出場しなかった高校３年生対象のリーグ戦「ＬＩＧＡサマーキャンプ」に参加。８月１７日に行われた決勝では、エスコンフィールドのマウンドで１４７キロを計測した。

　登板後には「育成でいって、３年ではい上がれるかも分からない。その後の人生もある。大学で４年間本気でやって、ドラフト１位を目指したい思いも最近出てきた」と大学進学の可能性を示唆していたが、同校の沼山健吾監督らと面談を重ねてプロ志望届提出を決断した。

　石田は旭川市出身で、父・威仁さんは米独立リーグでのプレー経験を持つ。名前はアニメ「北斗の拳」に登場する「ジュウザ」が由来。威仁さんが、強敵に果敢に挑む姿を息子に重ね合わせて名付けた。