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高橋咲良アナ まつりの後の七夕飾り どうなっているのかご存知ですか?…仙台放送アナウンサーコラム「書ける」

スポーツ報知 / 2024年9月5日 10時16分

「龍」をテーマにした大正園の今年の七夕飾り。飾りの審査では金賞を受賞しました!

 先月6~8日の3日間、仙台の夏を彩った「仙台七夕まつり」。今年も仙台市内中心部の商店街などに約3000本の七夕飾りが掲げられました。ところで、この七夕飾りが、まつりの後どうなっているのかご存知ですか?

 まずは青葉区にある、お茶と和雑貨の店「大正園」。1902年の創業当時から、七夕飾りを手づくりしています。飾りは店のスタッフや知人など、多くの人の手で丹精込めて作られます。まつりの後、それを捨ててしまうのはもったいない! ということで、大正園では大切に保存して再利用しています。例えば今年の飾りには、98年に使った「扇子」や89年に使った「花飾り」があしらわれていました。時代を超えて、新しい飾りとして再び輝く取り組みは素敵だと思いました。

 また、まつり全体の3分の1にあたる約1000本の飾りを作っている紙の卸売会社「鳴海屋紙商事」では、七夕飾りを再生紙へリサイクルしています。仙台市内の小中学生による「復興折り鶴」は卒業証書、その他の七夕飾りは御朱印帳やポチ袋、箱へ生まれ変わっているのです。飾りの再生紙を通して若い世代や外国人など、より多くの人に七夕まつりに興味をもってもらい、伝統をつないでいきたい。そんな思いが込められています。

 役目を終えた後も、実は私たちの近くで活躍している七夕飾り。来年はまつりの後まで想像しながら、ぜひ美しい七夕飾りを眺めてみて下さい。

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