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岩田翔吉が世界戦に勝って恩師・山本KID徳郁の「お墓参りに行く」

スポーツ報知 / 2024年10月1日 14時11分

2度目の世界挑戦を前に練習する岩田翔吉(カメラ・池内 雅彦)

◆プロボクシング ▽WBO世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王座決定12回戦 同級1位・岩田翔吉―ハイロ・ノリエガ(10月13日、東京・有明アリーナ)

 WBO世界ライトフライ級1位の岩田翔吉(帝拳)が1日、都内のジムで練習を公開した。同級2位ハイロ・ノリエガ(スペイン)との王座決定戦に向け、シャドーボクシング1回、ミット打ち2回、サンドバッグ打ち1回を披露した。練習前の会見で「今回の世界戦のために今までで一番、ボクシングに向き合ってきました。今回負けて、次頑張りますとは言えないので、本当に覚悟を持って全てをぶつけて勝ちたいと思います」と試合に懸ける思いを口にした。

 岩田は2022年1月、WBO世界ライトフライ級タイトルマッチに臨んだが、当時、王者だったジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に判定0―3で敗れた。再起後は4戦連続KO勝利で、2度目の世界戦にたどりついた。

 9月18日、小学4年時に格闘技を始めたときに入門した「KILLER BEE」(現KRAZY BEE)の主宰者だった山本KID徳郁さんの7回忌が行われた。「戦いを楽しむこと」を教わったという恩師の法要には、試合前のため出席できなかったが「この試合が終わって、お墓参りに行く予定があります」と世界王者になって報告することを誓う。

 今回、10月13、14日の2日間にわたって行われる興行では1995年度生まれの同学年選手が4人出場する。東京・日出(現目黒日大)高3年時のインターハイでは現WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王者の田中恒成(畑中)を準決勝、現WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)王者の井上拓真(大橋)を決勝で下している。この日、ともに練習を公開したWBA世界フライ級(50・8キロ以下)王者ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)、今回、拓真に挑戦するWBA世界バンタム級2位の堤聖也(角海老宝石)も同学年だ。

 「同い年の選手たちの活躍っていうのは自分の中で刺激になってますし、励みにもなっています。今回、必ず彼らと同じ世界チャンピオンになれるように頑張りたいと思っています」と力強く宣言した。

 戦績は28歳の岩田が13勝(10KO)1敗、31歳のノリエガが14戦全勝(3KO)。

 試合はPrime Videoで生配信される。

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