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フジOGが古巣に警鐘「大改革をしない限り、報道機関としての役目も果たせないくらいの危機的な状況」

スポーツ報知 / 2025年1月24日 16時48分

長野智子

 元フジテレビアナウンサーの長野智子キャスターが24日、パーソナリティーを務める文化放送の情報ワイド番組「長野智子アップデート」(月~金曜・後3時半)に生出演。フジテレビを巡る一連の騒動に言及した。

 長野氏はこれまでも何度も、フジの現役社員から現場と経営陣に溝があると聞いてきたという。数年前に、若手が番組企画を上げても、現場上司ではなく経営上層部から「そんなのフジテレビじゃない」「もっとキラキラしてないと」と言われ、却下され士気が落ちる、という話もあった。先日もフジテレビ関係者から「企業風土の昭和っぽさ。経営陣が過去の成功体験から抜けられていない」「経営陣が令和のこの時代に、どのような視点が必要で、どれだけのことが求められているのか。当初それほどの危機感を持てていなかったのではないか」などと聞いたという。それだけに、23日に社員向け説明会が開催されたことは「直接、社員が経営陣に怒りの思いを伝えたのは本当に良かったと思う」と評価した。

 スポンサー離れが加速している現状に、フジテレビの企業統治能力の問題と「長年続いてきた閉塞感、時代錯誤の判断が一連の背景にあったのではないか」と指摘。1人のOGとして「企業として最大の危機だが、これをきっかけに洗いざらい全部うみを出し切って生まれ変わってほしいというのが率直な気持ち。現場の記者が『うちはここまでして立ち直ったんですよ』と言えるような大改革をしない限り、報道機関としての役目も果たすことができないくらいの危機的な状況だと感じています」と警鐘を鳴らした。

 長野キャスターは1985年にフジ入社。90年に退社するまで、人気バラエティー番組「オレたちひょうきん族」などに出演した。

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