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【卓球全日本】ジュニア3連覇の張本美和「優勝が一番気持ちがいいんだろうな」シニアでも史上最年少初優勝を狙う

スポーツ報知 / 2025年1月24日 18時58分

ジュニア女子で3連覇を果たし、ウィニングボールを手に笑顔を見せる張本美和(カメラ・宮崎 亮太)

◆卓球◇全日本選手権 第4日(24日、東京体育館)

 女子シングルス6回戦が行われ、前回準優勝でジュニア女子3連覇の張本美和(木下グループ)が、19年世界選手権女子ダブルス銅メダルでカットマンの佐藤瞳(ミキハウス)を4―0で破り、8強入りを決めた。この日はジュニア女子で準々決勝から決勝までの3試合で勝利。一般は5回戦で高橋あかり(中大)に4―0のストレートで勝利。計5試合で勝利を収め、一般は25日の準々決勝に駒を進めた。ハードスケジュールにも対応する昨夏のパリ五輪女子団体銀メダリストは、史上最年少16歳7か月での初優勝&史上2人目となる2種目制覇を狙う。

 張本美の一問一答は以下の通り。

 ―この日の全ての終えて、心境

「正直試合続きだったので、しっかり喜ぶことができなかったんですけど、今は一般の部も勝って、ジュニアでは3連覇できて本当にうれしい気持ちです。去年と同様、緊張だったり、不安もたくさんある中で、決勝もすごく苦しかったんですけど、すごくうれしいです」

 ―体力面の向上がある?

「最後まで集中力や体の疲れが、想定していたよりなかったので、全日本前に準備してこられたと思います」

 ―ジュニアとシニアの2種目に出る意味は?

「少しは迷いました。特にジュニアのほうは昨年も優勝しているので、迷っていたけど、今年はダブルスが別で開催されると聞いて、会場に慣れたり。一番の理由は、他の選手も強くなってきている中で、自分がもう一回優勝したいという気持ちが強かったので、決めました」

 ―シニアでの史上最年少優勝への思い

「去年全日本で準優勝したときに2位を1位に変えたいとSNSに書きました。勝って終わった方が気分的にもいいですし、自信にもなりますし、優勝が一番気持ちがいいんだろうなと考えたときに優勝したい、1位になりたいという気持ちはすごく強いです」。

 ◆張本 美和(はりもと・みわ)2008年6月16日、仙台市出身。16歳。両親の影響で兄・智和に続いて卓球を始め、3歳で大会に初出場。昨年は世界選手権、パリ五輪でともに団体銀メダル。アジア選手権は団体金、女子ダブルス銀。全日本選手権は女子シングルス準優勝、ジュニア女子で2連覇。世界ランクは日本勢2番手の6位。Tリーグは木下アビエル神奈川に所属。右シェークドライブ型。身長166センチ。

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