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【センバツ】浦和実が春夏通して初の甲子園 父が「工藤兄弟」の工藤蓮内野手「甲子園は夢でした」

スポーツ報知 / 2025年1月24日 21時25分

センバツ初出場を決めて甲子園での活躍を誓った浦和実・工藤蓮内野手(カメラ・秋本 正己)

「第97回センバツ高校野球大会」(3月18日開幕・甲子園)の選考委員会が24日、大阪市内で開かれ、浦和実(埼玉)が春夏通じて初の甲子園出場を決めた。

 ウキウキしながら吉報を待った。さいたま市内の校舎内で春夏通じて初となる甲子園出場を知らされた浦和実・工藤蓮内野手(2年)は、仲間ともに喜びの声を上げた。「甲子園は夢でした」と感慨にひたった。

 父・順一郎さんは元タレントで、双子の弟・光一郎さんとともに「工藤兄弟」として活動。「笑っていいとも!」(フジテレビ)の8代目いいとも青年隊を務めた。「番組のオープニングの映像は見たことがあります」と振り返る。父も高校球児で甲子園を目指したが悲願達成はならず。「あいさつが大事とか基本的な面を一番教わりました」と父親似の顔を引き締めた。

 野球に触れたのは小1年の頃。中学時代は練馬中央シニアでプレーしていたが、強豪私学を選ばず甲子園出場経験のない浦和実を選んだのは「強いところを倒したい。浦和学院とか花咲徳栄を倒したいという気持ちがありました」と声を大きくした。その思いが通じて昨秋の県大会準々決勝で浦和学院を破って埼玉の頂点に立ち、関東大会では4強入り。「自分たちは強いとは思い込まないで、挑戦者だと思ってやっています」とチャレンジャー精神を忘れることはない。

 173センチ、60キロの三塁手で打順は6番。「スコアに残らないことでもチームのためにできることがやればやっています」とチーム打撃に徹する。「試合には毎回応援に来てくれるので、甲子園には絶対来てくれると思います」。アルプス席から見てくれるだろう父の夢も背負ってくれるかな? いいとも!(秋本 正己)

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