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【センバツ】3年ぶり5度目出場の花巻東 1年生4番・古城大翔が誓う聖地でのリベンジ

スポーツ報知 / 2025年1月24日 21時49分

花巻東・古城大翔内野手

 第97回センバツ高校野球大会(3月18日開幕・甲子園)の選考委員会が24日に大阪市内で行われ、出場32校が決まり、昨秋東北大会4強の花巻東(岩手)の3年ぶり5度目の出場が決定した。巨人・古城茂幸1軍内野守備コーチ(49)を父に持ち、1年生ながら4番を務める大翔(だいと)内野手は「素直にうれしい。ただ祈っているだけでした」と満面の笑みで出場決定を喜んだ。

 入学直後だった昨春の花巻地区大会からメンバー入りし、菊池雄星投手(エンゼルス)、大谷翔平投手(ドジャース)、佐々木麟太郎内野手(スタンフォード大1年)も着用した背番号「17」を着けた。秋は1年生で唯一、一ケタを背負い、東北大会では2回戦の秋田商戦で3ランを放つなど、5安打6打点の活躍。それでも準決勝の青森山田戦では自らの失策で得点を献上するなどして4強に終わるなど「センバツを決定的にできなかった。あの悔しさを持ってセンバツに向けて頑張ろうと取り組んできた」と語る。

 昨夏の甲子園では滋賀学園との2回戦で「4番・三塁」でデビューし、0―5で敗れたが自身は2安打と存在感を示した。それでも「4番という立場で試合に出て、2本とも単打というのは物足りなかった」と自己評価は辛口。この冬は「責任がまだまだ足りなかった。自分が引っ張っていく存在になるために一つのミスも許さず言う」と仲間に対して厳しく指摘したり、自身の練習でも長打力を上げるために下半身の強化など努力を続けている。

 佐々木洋監督(49)は「浜風があるので。甲子園で勝つには右打線だとすごく思っている」と古城ら右の大砲の活躍に期待を込める。過去最高記録は、初出場だった09年に菊池雄星を擁しての準優勝。この春は指揮官が「09年の記録を超える戦力は整っている」と自信を持つチームで挑む。1年生スラッガーは「もちろん打ちたいですが、頭の片隅において、結果より内容にこだわりたい。チームが勝つための役割を果たしたい」と2度目の大舞台でのリベンジを誓った。(秋元 萌佳)

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