空港でキャンプができる!? 北海道内の「空港が楽しくなる取り組み」とは

『北海道エアポート株式会社』（以下、北海道エアポート）は、北海道内 7 つの空港（新千歳空港・稚内空港・函館空港・釧路空港・旭川空港・帯広空港・女満別空港）を一括運営する会社です。

今回は、『北海道エアポート』地域共生部の西野紫乃さんと、観光開発部の寺田早紀さんに、“空港がもっと楽しくなる”イベントや商品を紹介してもらいました！

空港の中でキャンプ!? 空港がもっと楽しくなる取り組み

画像：北海道エアポート株式会社

『北海道エアポート』では、空港が単なる乗り換えの場所を超えて、観光や地域交流の新たな拠点となるような取り組みが行われています。

空港で開催されるユニークなイベントもそのひとつです。2024年3月9日（土）・10日（日）に函館空港で開催された『道南ワインマーケット』は、道南エリアのワインをワンコインでテイスティングしたり、ワインやスイーツの特別販売を楽しんだりと、地域のワイン産業を支援しつつ、地元の特産品を堪能できる機会として企画されました。

画像：北海道エアポート株式会社

また、過去には帯広空港の中でキャンプをする『手ぶらキャンプ in とかち帯広空港』が開催されたことも。実際に空港の施設内にテントを張ったり、夜の滑走路に入ってみたり、特別な一夜を過ごせるイベントとなりました。

画像：北海道エアポート株式会社

さらに、イベントだけでなく、地域企業とのコラボレーションも積極的に行われています。これまで、『サッポロビール』『ISHIYA』『もりもと』『ロイズ』『壺屋』などと連携し、7つの空港だけで販売するコラボレーション商品・空港限定商品が開発されました。

現在は、新千歳空港限定で、『白い恋人』で知られる『ISHIYA』とのコラボレーションスイーツ『あんボヤージュ』が販売されています。

ISHIYAとのコラボスイーツ「あんボヤージュ」って？

画像：北海道エアポート株式会社

2024年2月1日（木）より新千歳空港限定で販売されている『あんボヤージュ！どらやき』と『あんボヤージュ！ガレット 4個入』は、『ISHIYA』と『北海道エアポート』のコラボレーションで誕生したあんこスイーツです。『あんボヤージュ』というネーミングは、“良い旅を”という意味の“ボンボヤージュ”と“あんこ”が掛けられており、“旅は空港から始まる”という意味も込められているそう。

画像：北海道エアポート株式会社

『あんボヤージュ！どらやき』は、北海道十勝産あずきの粒あんに、練乳クリームを混ぜ合わせた“練乳クリームあん”を、ふんわりもちもち食感の生地で包んだ一品。ずっしりとボリューミーでありながら、上品な甘さのためパクパク食べ進められそう。1つずつ販売されているので、飛行機に乗る前や小腹が空いた時にもおすすめ。

画像：北海道エアポート株式会社

『あんボヤージュ！ガレット 4個入』は、北海道十勝産あずきの粒あんを、発酵バターをたっぷり使ったほろほろ食感のガレットで包んだ一品。とても優しい味わいなんだとか。4個入りで販売しているので、手土産にもぴったりです。

空港の運営だけでなく、地域に根差した活動を

画像：北海道エアポート株式会社

『北海道エアポート』では、空港の運営だけでなく、地域の環境やコミュニティとの調和も重視しているのだそう。空港の周辺では避けて通れない航空機の騒音に関する環境対策等にも取り組み、空港の存在を地域の方に理解してもらい、空港を通じた地域全体の盛り上げに繋げたいといいます。

こうした空港ごとの独自の取り組みを通じて、『北海道エアポート』は地域に根ざした空港を目指しています。

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北海道エアポート株式会社／株式会社STVラジオ