「ともぐい」の直木賞作家が登壇 新入生約2000人にエール 北海学園大学で入学式

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北海学園大学で入学式が行われ今年1月に直木賞を受賞した卒業生の河崎秋子さんが登壇し新入生にメッセージを送りました。

2日、およそ2000人の新入生を迎えた北海学園大学の入学式。

式には人間とヒグマの戦いを描いた小説「ともぐい」で直木賞を受賞した北海学園大学出身の河崎秋子さんが登壇し、自らの学生時代を振り返りながら新入生に言葉を送りました。

直木賞作家 河崎秋子さん）

「特に大望もなく成績優秀というわけでもなく、ただただ大きな波風だけは立てないようにと、そんな4年間を過ごした不肖の卒業生でございます。我々の世代よりもはるかに豊かな視点と、あらたな技術との共存方法を見出していかれるものと思います」。

新入生らは希望に満ちた新たな気持ちで先輩の言葉に聞き入っていました。

（※河崎さんの「さきの字」は たつさき）