1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「最終的にはドライバーの安全意識」新学期は登下校中の交通事故に気を付けて 通学路の安全対策は?札幌市

HTB北海道ニュース / 2024年4月10日 16時25分

(c)HTB

新学期が始まり、ランドセルを背負った子どもたちを見かけるようになりましたが、気をつけたいのは交通事故です。通学路の安全対策を取材しました。

今週から新たな生活が始まった小学生たち。ワクワクとドキドキが交差する中、気を付けなくてはいけないのが登下校中の交通事故です。北海道内では歩行中に交通事故に遭って死傷した小学生は去年までの5年間で371人。このうち、登下校中に事故に遭ったのは221人と半分以上にのぼっています。

こちらは札幌市北区にある新陽小学校の児童が通学する交差点。去年の札幌市の調査で、対策が必要な通学路としてあげられた場所です。

永山友菜記者)

「住宅街で、そんなに大きな通りではありませんが、車が頻繁に通っていますね」。

ここは「琴似・栄町通」と「北24条・宮の森通」を結ぶ抜け道となっていてスピードを出す車が多いと、市民から事故を心配する声が寄せられていました。市は道警などと協力し、去年12月に横断歩道を設置。子どもたちが安全に道路を渡れるよう対策を行いました。

札幌市交通安全運動推進委員会・小早川直哉さん)

「子供たちも通学を始めるので、ドライバーの皆さんには横断歩道の前に子供たちがいるということを意識してスピードダウンをしていただければと思います」。

永山友菜記者)

「通学路になっているこちらは厚別通の大きな交差点です。片側3車線となっていて、車通りもかなり多くなっています」。

こちらは札幌市厚別区の交差点。厚別北小学校が近く、交通量の多い厚別通を渡って通学する児童も少なくありません。

近隣住民)

「幅も広くて、交通量も多くて(車の)スピードも速い」、「この間もその辺りで事故があったんですよ」。

信号機のある横断歩道は設置されているものの、市民から不安の声が寄せられていました。そこで札幌市は。

札幌市交通安全運動推進委員会・小早川直哉さん)

「交差点のですね、隅に防護策を設けて、万が一、車が突っ込んでこない、突っ込んできても子どもたちを守れるようにという対策を今考えているところです」。

札幌市が昨年度安全対策を行った通学路はおよそ40か所。子どもたちを守る対策が進んでいますが、札幌市の担当者は最終的にはドライバーの安全意識が重要と訴えます。

札幌市交通安全運動推進委員会・小早川直哉さん)

「子供たちがですね、安心して登校できるように、ドライバーの皆さんは今まで以上にスピードダウンと安全運転に気を付けて、安全な通学路を一緒に作っていただければと思います」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください