部下に“特定秘密”漏らし…陸自2等陸佐を停職6日の懲戒処分 防衛省刑事告発へ 第2師団上富良野演習場

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防衛省は、陸上自衛隊北部方面隊の部隊指揮官が、法律で保護が求められる「特定秘密」を部下に漏らしたとして、懲戒処分を発表しました。

停職6日の懲戒処分となったのは、陸上自衛隊第2師団司令部の50代の2等陸佐です。防衛省によりますと、2等陸佐は去年7月、上富良野演習場で行われていた訓練の指示において、特定秘密を知るべき立場ではない隊員15人に対して、有事における自衛隊の活動についての秘密を伝えたということです。

この2等陸佐は、訓練に参加する隊員の意識を高めようと思い、指示や伝達をする際に深く考えずに話し、その後、上長への報告も怠っていました。情報の2次漏えいはなかったということですが、防衛省は今後この2等陸佐を刑事告発する予定です。