“原爆孤児”のお好み焼き店が閉店 折り鶴に込めた平和と感謝のメッセージ 広島
広島テレビ ニュース / 2024年10月4日 19時35分
「ネバーアゲイン つなぐヒロシマ 折り鶴プロジェクト」です。
原爆で母を失い、孤児となった女性のメッセージです。
59年間 鉄板の前に立ち続けてきました。
お好み焼きの「KAJISAN」を営む 梶山敏子さん(83)です。
10月で店を閉めることにしました。
■梶山敏子さん
「さみしいと言えばさみしいし、ほっとしたと言えばほっとした。59年してから悔いはないです」
梶山さんは3歳の時に父親を病気で亡くし、4歳で母親を原爆で亡くしました。
その後同じ原爆孤児だった昇さんと結婚しました。
■梶山敏子さん
「好きで結婚したわけじゃないけど、すすめられてよかったです。当たりだった」
お好み焼き店を切り盛りし、家計を支えてきました。
愛され続けてきた 地域の味・・・
しかし、体力の限界を感じ今月で店を閉めることに・・・
■梶山敏子さん
「出会いが楽しかった。ふれあいとか 出会いとか。8月6日に毎年来てくれる人がいた。原爆の話を聞きたい人には焼きながら話をしたり、(原爆孤児の)生い立ちをはなしていた。ようがんばったねと 若い人も お年寄りも ほめてくれた」
梶山さんが、折り鶴に込めたメッセージは。
■梶山敏子さん
「私たちが原爆にあったころから考えると今は平和だと思います。世界では戦争しているところがいっぱいあるみたいですが、平和な世の中が続きますようにの願いを込めて」
(2024年10月4日放送)
この記事の動画はこちらから再生できますこの記事に関連するニュース
-
【折り鶴プロジェクト】ハミングで平和訴える歌手・かくばり ゆきえさんのメッセージ
広島テレビ ニュース / 2024年10月18日 20時48分
-
「原爆犠牲者の顔を想像できるような『語り』を」…核廃絶へ若者ら決意新た
読売新聞 / 2024年10月14日 17時19分
-
頭に包帯巻いた男児「世界レベルで見てくれている人がいた」、記録映画に映る竹本さんの感慨
産経ニュース / 2024年10月11日 20時47分
-
【特集】『原爆孤児』夫婦の店最後の1日 59年間地域に愛された広島の味に別れ
広島テレビ ニュース / 2024年10月8日 19時2分
-
広島への修学旅行を前に児童が平和の大切さを学ぶ「折り鶴集会」・宇部
KRY山口放送 / 2024年9月26日 19時22分
ランキング
-
1「ごめんなさい」自宅で何度も叫ぶ女児の声 小学校低学年の娘の腹を殴打し、傷害容疑で逮捕の40代母親…娘は腸の損傷による腹膜炎で死亡 北海道小樽市
北海道放送 / 2024年10月19日 18時2分
-
2鈍器や拳で複数回殴打か=死亡男性、上半身中心に傷―横浜緊縛強盗・神奈川県警
時事通信 / 2024年10月19日 13時1分
-
3大阪王将「ナメクジ大量発生」SNS投稿事件。告発した元従業員が犯した“最大のミス”とは
日刊SPA! / 2024年10月19日 8時54分
-
4金融庁に出向中の裁判官がインサイダー取引か、TOB審査を担当し情報入手…証券監視委が強制捜査
読売新聞 / 2024年10月19日 5時0分
-
5パチンコ・パチスロ「大規模な規則改正」で業界に激震。低迷が続くパチンコの復活はあるのか
日刊SPA! / 2024年10月19日 8時25分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください