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新垣結衣×新星・早瀬憩W主演『違国日記』本予告解禁 十明が書き下ろしたインスパイアソングもお披露目!

クランクイン! / 2024年4月4日 8時0分

映画『違国日記』本ビジュアル

 新垣結衣と早瀬憩がダブル主演する映画『違国日記』より、本ビジュアルと本予告が解禁された。

 累計販売数180万部突破のヤマシタトモコによる同名漫画を実写化した本作は、人見知りな小説家の高代槙生(35)と、そのめい・田汲朝(15)の対照的なふたりの同居譚(たん)。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく。

 主役の高代槙生を新垣結衣、田汲朝をオーディションで選ばれた新人の早瀬憩が演じる。さらに槙生の友人・醍醐奈々役には夏帆、槙生の元恋人・笠町信吾役には瀬戸康史、朝の親友・楢えみり役には小宮山莉渚がふんする。メガホンをとるのは瀬田なつき。普遍的なキャラクターたちの交流をみずみずしく切り取る演出力に定評のある瀬田が、槙生と朝のかけがえのない関係と、そして彼らを取り巻く個性的な人々を魅力的に描き出す。

 本ビジュアルの舞台は、両親を亡くした朝が住むことになる叔母・槙生の部屋。小説家である槙生らしく部屋には所狭しと本が並び、パソコンにも多くのメモが貼られている。そんな家に住むことになった、まだ15歳の朝と不器用な槙生のぎこちない雰囲気が醸し出されている。「わかり合えなくても、寄り添えることを知った――」というコピーが添えられ、別の人間だからこそ分かり合えないながらも、対照的なふたりが同居生活の中でどのような日々を紡いでいくのか、行方が気になるポスターになっている。

 本予告では、槙生と朝が戸惑いながらも心を寄せ合っていく姿が映し出されている。大嫌いだった姉を亡くし、その娘である朝を引き取ることになり戸惑い、迷う槙生を親友の醍醐と元彼の笠町が支えていく。朝の「なんで嫌いなの、お母さんのこと」という率直な質問に対し、「あなたの感情も私の感情も自分だけのものだから。分かち合うことはできない。あなたと私は別の人間だから」と真面目に答える槙生の言葉が“人は分かり合えなくても寄り添うことができる”という力強いメッセージを感じさせる。

 さらに本予告で流れるのは、高木正勝の劇伴。繊細な心情が表れた音楽が作品に寄り添っている。

 また、インスパイアソング「夜明けのあなたへ」は、TikTokでの投稿が新海誠監督、RADWIMPSの野田洋次郎に見出され、『すずめの戸締まり』(2022)の主題歌「すずめ feat. 十明」で一躍、最注目の次世代アーティストとなった十明(とあか)が本作を見て書き下ろした。原作のファンだという十明のデモ音源が製作陣の耳にとまり、インスパイアソングが実現。デモ音源を聞いた本作の音楽プロデューサーも「儚げな中に凛とした強さを感じさせる十明のインスパイソング。広い音色で観る人や聴く人を、また主人公たちを抱きしめる様に寄り添い、言葉を紡ぎ、人生の背中を押してくれる様な優しい名曲を生み出してくれました」とコメント。大人な朝が過去を振り返るような、どこか懐かしくもあたたかい歌が、槙生と朝の物語を優しく包み込んでいる。

 十明は「映画『違国日記』のインスパイアソングを作らせていただけたこと、とても嬉しく思っています。元々原作の漫画も大好きで、何度も何度も読み返しました。そしてこの作品の中の強く柔く美しい人々が映像として動き出した時、心揺さぶられました。『夜明けのあなたへ』という楽曲は、彼女たちに向けて手紙を書くような気持ちを歌っています。そして、私自身の素直な気持ちを歪めることなく描くことが出来たように思います」とコメントしている。

 映画『違国日記』は、6月7日より全国公開。

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