『虎に翼』“花岡”岩田剛典、“梅子”平岩紙に謝罪で涙 ネット感動「胸にグッときた」

連続テレビ小説『虎に翼』第19回より

　伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』（NHK総合／毎週月曜〜土曜8時ほか）の第4週「屈み女に反り男？」（第19回）が25日に放送され、花岡（岩田剛典）が梅子（平岩紙）に謝罪。梅子からの言葉に花岡が涙をこぼすと、ネット上には「素晴らしすぎる」「胸にグッときた」などの声が寄せられた。

　ハイキングで足を滑らせてしまった花岡はケガのため入院。花岡と言い争っていた寅子（伊藤）は責任を感じて見舞いに行くが、花岡とすれ違ってしまう。数日後、退院の日を迎えた花岡は大学に戻ると真っ先に梅子と対面する。

　花岡は「大変申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げて、ハイキングでの言葉を謝罪。梅子は「傷にさわるわ…」と花岡を心配しつつ、夫に愛人がいることを暴露されたことや、花岡がそれを擁護したことについて、意に介してない様子で「顔上げて。ね？」と気遣う。

　花岡は、女性をわざとぞんざいに扱ってしまうことや帝大生へのコンプレックスを告白。さらに女子部の面々を尊敬しながらも、将来の“数少ないイス”を奪われる気がして妬みや脅威を感じていたと打ち明ける。

　そんな花岡が「どの自分も嫌いで、どれも偽物というか、本当の俺じゃなくて…」と話すと、梅子は優しい口調で否定し「どれもあなたよ」と応える。「人は持っている顔は1つじゃないから」と話す梅子は「たとえ周りに強いられていても、本心じゃなくて演じているだけでも全部、花岡さんなの」と語りかける。

　そして梅子が「でも花岡さんが思う“本当の自分”があるなら、大切にしてね。そこに近づくよう頑張ってみなさいよ」と励ますと、花岡は静かに涙をこぼすのだった。

　2 人のやりとりに、ネット上には「花岡ー！ちゃんと謝って偉いよ！」「考えを改めて言葉にして謝罪もできる根はいい奴」といったコメントや「全部受け止めて励ましてくれる梅子さん素晴らしすぎる」「わたしもこんな懐の深い人になりたい」などの投稿が続出。さらに「花岡に対する梅子さんの母のような言葉に感動」「号泣です　胸にグッときた…」といった反響も集まっていた。