麒麟・川島、かつては「友だちを作れないタイプだった」 ケンドーコバヤシが回顧

コバヤシ：あとは、賞金を目指すというよりも「芸人やったら、残って当たり前やろ」みたいな人にも来てほしいな。

川島：ザコシさんとかはどうですか？全身武器でしょ、あの人。

コバヤシ：あ〜（ハリウッド）ザコシショウね。たしかに向いてるかもしれんな、これは。ただ、芸人と飲みに行くみたいなシーンあるじゃないですか。あそこで、お笑い語っちゃうかもしれへんな。熱くなるタイプやから。

川島：そっか…。

コバヤシ：それこそ（麒麟の）田村とかは？

川島：あいつは、多分、1人目で脱落すると思います。小道具言うても、バスケットボール4個ぐらい持ってくるだけやと思いますし。人が良いし、探偵業もやってるので、話をゆっくり聞いちゃいそうですもん。瞬発力も大事ですもんね。

コバヤシ：なるほどな〜。あとは（ニッポンの社長の）ケツとか？

川島：めっちゃいいですね！「金なんかどうでもいいです。芸人やったら当たり前のことやったらいいだけでしょ」って言うて、早めに敗退しそうやな。

コバヤシ：いや、見たい人多いな。ぜひ今回をシーズン1としていただきたい。それから、国崎が来てくれたわけやから門戸を広げたいね。

川島：吉本4人、吉本以外の芸人4人くらいの割合でね。本人たちも、多かれ少なかれライバル意識あるやろうから。事務所対抗とかもおもろいかもな〜！

――ちなみにお二人が挑戦者になる可能性は？

コバヤシ：今の年齢だったら、無理かもしれないですね。「24時間、起きとけ」がちょっと難しくなってきたんで。

川島：ロケだけやったらまだ戦えるかもしれないけどね。ただ（パンサー）尾形、僕より年上でした。

コバヤシ：心と体があるもんね、尾形は。向いてるんやと思うわ。

川島：技なし？

コバヤシ：いや、この番組自体が技は二の次なんですよね。3秒で笑いを取る、アルティメット芸人になってましたから。秒殺をとにかく続けるっていう。

川島：たしかに。どんどんコメディアンズハイになっていくのは、この番組だけな気がする。

――お互いが出場したら、どんな戦いっぷりを見せそうでしょう？

川島：コバさんは“Everytime芸人”だと思いますよ。

コバヤシ：30代後半ぐらいまでやったら、めちゃくちゃ出たかったでしょうね。今は都度都度眠たくなるから、移動中のタクシーに乗った瞬間とか、アウトやろうな。お酒を飲みに行ったら、店長の人生について聞きたくなっちゃうし。

川島：そう考えたら、酒飲んでやってる人はすごかったですね。正直、酒飲んだら「もうええわ、今日は」ってなりそうですもん。