麒麟・川島、かつては「友だちを作れないタイプだった」 ケンドーコバヤシが回顧

コバヤシ：川島は、今でこそ全て克服しましたけど、かつては友だち作れないし、一般の方にしゃべりかけに行くなんて、絶対無理なタイプやったから。逆に若い頃の方が難しかったかもしれへんね。

川島：いや、ほんまに。俺覚えてますもん、バッファロー吾郎さんのライブに初めて呼ばれて、初めて打ち上げに行った時に、コバさんから「お前めっちゃ打ち上げ楽しんでるな」「仲間とお酒飲むのってこんなに楽しいんやって顔してんな」ってめっちゃ笑われたって。恥ずかしすぎて耳が真っ赤になりましたもん。

コバヤシ：そう考えると、川島は本来こういう競技に出なくていい人なんちゃうかなと思っちゃいます。逆に今ならいけそうやけどね。

川島：さすがに、この競技で人見知りはわけわかんないですからね。

――最後にご自身の“Everytime芸人”度を教えてください。

コバヤシ：俺はね、高い方やと思うんです、家族いないんで。わりかし高いところをキープしてると思いますけどね。ご家族おられる芸人さんはやっぱ、芸人が出せへん瞬間ってありますからね。

川島：たしかに。僕は逆に低いです。家やと1番しゃべらないですから。ひな壇の端っこ。家庭内では、妻がMC、娘がボケの方がちょうどいいなと思ってます。

コバヤシ：振られ待ちなんや。

川島：振ってもくれないですけどね。楽しいんですけど。

コバヤシ：それが当たり前やからな。

川島：リビングで「さ、始まりました」とか言うわけないからね。玄関から1歩外出たら、スイッチ入る方だからね。

（取材・文：於ありさ　写真：上野留加）

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