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蘭寿とむ&壮一帆、宝塚100周年トップの再集結に驚き 出会いから30年の同期生は「お互い何も変わらない」

クランクイン! / 2024年11月10日 7時0分

蘭寿:私は本当に久しぶりすぎて、日常との違いにまず「私、今、どこにいるんだろう?」と迷子になっちゃったみたいな感覚でした(笑)。

壮:泣いちゃうね、蘭寿さんファン。もう泣いてると思う。

蘭寿:ほんと? こういう機会をいただけたからには、頑張りたいなと思っています。

――蘭寿さんにとっては、8年ぶりのステージとなります。その間にプライベートで歌われたり、ボイトレなどは…

壮:それどころじゃなかったもんね。

蘭寿:そうだね。只今、絶賛頑張っております。

壮:このチラシをまじまじと見たんですけど、私たち同期2人の白目の効き方がはんぱない。結構みんな穏やかな目元なんだけど、私たちすごい圧じゃない?(笑)

蘭寿:ほんとだ!(笑) 

――お2人は本公演の“長の期”ですから。やる気の表れではないでしょうか。

蘭寿:“長の期”! 久々に聞きました(笑)。

◆100周年トップ5人が紡いだ絆


――2014年は100周年記念式典などいろいろなイベントがありましたが、特に印象に残っていることはありますか?

壮:さっきも話していたんですけど、私たち80周年の時は音楽学校の予科生だったんです。そこから、100周年の記念式典では一番前列にいて、ここまで来たんだなぁと。しかも、隣には同期がいて。

蘭寿:心強かったです。

――82期生のお2人は、音楽学校時代から100周年というのは意識されていたのでしょうか?

壮:80周年の入場行進前の待機場所で同期と、「100周年、誰が残っているんだろうね?」という話をしたのを覚えています。みんな、「私もうお嫁に行って、子どもを連れて観に行くから。みんな頑張ってね」「えー、私だって」って言い合って。私はその時なんて言ったか覚えていないんですけど、100周年の時には「あぁ、残ってたなぁ。バリバリやってるわ」と思いました。

――100周年から10年経ちましたが、同期生(花組組長・美風舞良)が現役として活躍されているのもすごいですよね。

蘭寿&壮:(声をそろえて)頑張ってるよね~!

壮:同期の間で誰が最後まで残るかという話もよくしていたんです。「あなたじゃない?」「あなただよ」といろいろ言っていたのですが、だいたいはずれました。何がどうなるか分からないなと思います。

――蘭寿さん、龍さん、壮さん、柚希さん、凰稀さんと、それぞれ個性豊かなトップさんでしたが、5人の中で、お2人は最上級生でした。

壮:あの頃はもう先輩後輩というのはなかったです。みんな組を背負って、その責任感のもとに立っているから、組に恥をかかせるわけにはいかないという気持ちでいました。

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