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蘭寿とむ&壮一帆、宝塚100周年トップの再集結に驚き 出会いから30年の同期生は「お互い何も変わらない」

クランクイン! / 2024年11月10日 7時0分

蘭寿:感慨深いですね。退団公演の新人公演で主演を務めてくれると、やっぱり印象に残っているんですよね。これからきっと宝塚を背負っていくんだろうなという気持ちになって。退団後、観劇に行くと、あの時あんな感じだったけれど、もう本当に立派な男役さんになられて!と、毎回感動しています。

壮:私は頼もしいなと思うのと同時に、ちょっと身内感覚でも見ちゃって。「うわ、オラオラしてる!」「うわぁ、カッコつけてる!」って(笑)。

蘭寿:それ、もうお母さん(笑)。

壮:「かっこいい!!!」「すてき!!!」というファン目線もありつつね(笑)。

そう言えば私、辞めてしばらくは、「壮さんが男役の燕尾を見ている時の顔がすごく怖い」って言われてた(笑)。燕尾じゃないフィナーレナンバーはそれぞれ衣裳も違うけど、燕尾の男役ナンバーはどの組も一緒じゃない。だからこそ組のカラーが如実に出る気がして。別にダメ出しをしようと思って見ているわけじゃないんだけど、そこだけ真剣に見ていたんだろうね。

蘭寿:みんなも気合いを入れているシーンだから、こっちも真剣な見方になっちゃうんだろうね。

――今回の『RUNWAY』ですが、ここに注目してほしい!というポイントはどこでしょう?

蘭寿:きっと、男役娘役に戻るという意味じゃなく、みんな、今それぞれが歩んできた道を表現すると思うんです。それが一体化したときにどういうものが生まれるのか、すごく楽しみですね。私自身でいうと、どういうものになるのか全然想像がついていないんです(笑)。でも、100周年のメンバーだけじゃなく、はじめましての方もいらっしゃるので、皆さんと一緒に創り出し、生まれるものを自分も楽しみにして、お客様にも楽しんでいただけたらなと思っています。

壮:予想なんだけど、けっこうみんなバチバチに来ると思う。お互いすごく意識してくるんじゃないかな。いい意味でのバチバチで、宝塚時代とは違った、それぞれみんな今歩んでいる道に誇りを持って歩んでいるわけですから、その誇りを胸に、同じ板の上でいい意味で競い合いみたいなものを面白い感じで表現できたらなと思っています。

――今回、お2人の相手役さんは残念ながら不参加となりますが、その分、新鮮な組み合わせも見られそうです。

壮:(夢咲)ねねちゃんはみんなと組みたい!って言ってたよ。

蘭寿:かわいい!(笑)

――意外な組み合わせとして、それぞれ娘役さんになってデュエットなどは…

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