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『ラブ・アクチュアリー』キャストの今 幼き“サム”演じた俳優は今も活躍中<日本公開20周年>

クランクイン! / 2024年12月6日 6時30分

 プライベートでは、2009年に妻で女優のナターシャ・リチャードソンを、スキー中の事故で亡くしている。45歳だった。「あんな若さで死ぬなんて」と涙を流す本作のダニエルの姿を重ねると、なんだか切なくなる。

■コリン・ファース

 南仏の別荘でポルトガル出身の女性オーレリアと知り合い、言葉が通じないにも関わらず恋に落ちた作家のジェイミー。演じたコリン・ファースは、本作の後も『ブリジット・ジョーンズ』や『マンマ・ミーア!』、『キングスマン』シリーズといった話題作に続々出演。2009年の『シングルマン』でアカデミー賞主演男優賞候補になり、翌年の『英国王のスピーチ』で同賞を獲得した。また2022年には『ザ・ステアケース ‐偽りだらけの真実‐』で90年代以来久しぶりにドラマシリーズに出演し、エミー賞候補になっている。この後も『キングスマン』の新作とスティーヴン・スピルバーグ監督の新作、若き日のシャーロック・ホームズを描くドラマシリーズなどが控える。

 プライベートでは、イタリア人プロデューサーで環境活動家のリヴィア・ジュージョリと結婚したが、2019年に結婚22年で離婚。リヴィアとの間に生まれた息子ルカとマテオはそれぞれミュージシャン、結婚前に交際していたメグ・ティリーとの間にもうけた長男ウィルは俳優として活躍している。離婚後は、アメリカの脚本家マギー・コーンとの交際しているようだ。

■ローラ・リニー

 同僚のカールに片思いをしながらも、家庭の事情でままならないサラを演じたローラ・リニー。本作の翌年に公開された『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』でアカデミー賞に初ノミネートされ、その後も、リーアムと共演した『愛についてのキンゼイ・レポート』と『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』で同賞候補に。テレビでも、NHKで放送されていた『キャシーのbig C いま私にできること』でエミー賞を獲得、Netfixドラマ『オザークへようこそ』では悪の才能を開花させていく妻を演じ、3年連続エミー賞候補となるなど高評価を受けた。舞台でも活躍しトニー賞に5度もノミネートされている。

 プライベートでは、テルライド映画祭で知り合ったマーク・シャウアーと結婚し、息子が一人誕生。結婚式で彼女をエスコートし、バージンロードを共に歩いたのは、何度も共演している親友で、妻を亡くしたばかりだったリーアムだった。

■エマ・トンプソン

 夫の浮気に心を痛める英国首相の妹カレンを演じたのは、1992年に『ハワーズ・エンド』でアカデミー主演女優賞を受賞し、翌年『日の名残り』と『父の祈りを』で同主演女優賞と助演女優賞にダブルノミネート、脚本を手がけた『いつか晴れた日に』で同脚色賞を獲得した名優エマ・トンプソン。本作の後も『ハリー・ポッター』シリーズや『美女と野獣』などに出演し、『ブリジット・ジョーンズ』シリーズには出演だけでなく脚本家としても参加するなど、多才ぶりを発揮している。

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