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『ラブ・アクチュアリー』キャストの今 幼き“サム”演じた俳優は今も活躍中<日本公開20周年>

クランクイン! / 2024年12月6日 6時30分

■ビル・ナイ

 過去曲をリメイクした「クソみたいな曲」で再起を図る元ロックスター、ビリー・マック。演じたビル・ナイは本作で英国アカデミー賞助演男優賞を獲得。ビリーとは異なり、1981年に映画デビューして以来途切れることなく映画やテレビ、舞台で活躍し、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのような大作から『MINAMATA‐ミナマタ‐』のような独立系、文芸作品からコメディ映画まで幅広く出演している。

 2022年には黒澤明監督の『生きる』をリメイクした『生きる LIVING』で、アカデミー主演男優賞に初ノミネート。74歳になった今年だけでも、『オーメン ザ・ファースト』やNetfix映画『joy 奇跡が生まれたとき』など、声の出演を含め9作品も公開された。プライベートでは、俳優のダイアナ・クイックと長く交際し、俳優として活躍する娘メアリーが誕生したが、2008年に破局。最近は米VOGUEの編集長アナ・ウィンターとのロマンスがウワサに。

■トーマス・ブロディ=サングスター

 母を亡くして塞ぎ込んでいると思ったら、実は片思いに悩んでいたというダニエルの義息子サム。演じたのは撮影当時13歳だったトーマス・ブロディ=サングスター。

 子役はキュートなほど、大人の俳優への移行が難しいところだけれど、彼は本作の後も順調に活躍。3年後に公開された『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』で若き日のポール・マッカートニーを演じ、その後も『ゲーム・オブ・スローンズ』や「メイズ・ランナー」シリーズ、『クイーンズ・ギャンビット』など話題作に続々出演。この11月には、2015年に出演したドラマ『ウルフホール』が約10年ぶりにシーズンを更新し、ラルフ・サドラー役でカムバックを果たした。

 両親ともに俳優という芸能一家に育った彼は、ヒューと曾祖母が姉妹という親戚同士。イーロン・マスクの元妻としても知られる俳優のタルラ・ライリーと今年結婚し、イギリスの郊外の農場で静かな暮らしを楽しんでいるそう。

 実は本作、2017年にチャリティ企画で、続編の短編映画『レッド・ノーズ・アクチュアリー』が公開されている。俳優だけでなくキャラクターのその後を少し紹介すると、ダニエルは数年ぶりに英首相に返り咲き、官邸で再びダンス。ジェイミーはまだ、オーレリアと今一つ言葉が通じない。幼かったサムはすっかり大人になり、渡米して片思いしていた彼女と結婚するそう。そして孤独だったサラ。遅くまで残業している所は変わらないけれど、パトリック・デンプシー演じるイケメン夫ができた様子! 本当に良かった。(文:寺井多恵)

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