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『ラブ・アクチュアリー』キャストの今 幼き“サム”演じた俳優は今も活躍中<日本公開20周年>

クランクイン! / 2024年12月6日 6時30分

 そんな彼女もプライベートでは、カレン同様実は元サレ妻。俳優で映画監督のケネス・ブラナーと結婚していたが、彼がヘレナ・ボナム=カーターと不倫関係になり離婚した。夫から他の女性へのプレゼントを発見してしまうエピソードは、なんと彼女の実体験を基にしたものだそう。でもご心配なく。彼女はその後、オスカーを手にした『いつか晴れた日に』で共演したグレッグ・ワイズと再婚。昨年の英国アカデミー賞でも仲良くツーショットを披露している。

『ハリポタ』で大人気の先生も出演していた

■アラン・リックマンさん

 家庭があるのに部下に浮気心を抱くデザイン会社社長を演じたのは、『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ役でおなじみのアラン・リックマンさん。『ダイ・ハード』の悪役で鮮烈な映画デビューを果たした彼は、本作の後も『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズや『大統領の執事の涙』などに出演。舞台でキャリアをスタートさせた彼は、トニー賞に2度ノミネートされ、映画監督も務めるなど幅広く活躍したが、惜しくも2016年にすい臓がんのためにこの世を去った。69歳だった。

 2022年には彼の遺した日記「Madly, Deeply: The Diaries of Alan Rickman(原題)」が出版された。90年代から書き貯めていた日記には、『ハリー・ポッター』シリーズの舞台裏や、本作撮影中の記録もあり、エマの夫がセットに来ていたのに会えなかったという記述がある。長い交際を経て2012年に結婚した政治家のリマ・ホートンや、親しかったエマが序文を執筆している。

■キーラ・ナイトレイ

 夫の親友の秘めた想いを知ってしまった新婚のジュリエットを演じたのは、本作と同年に公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で世界的ブレイクを果たしたキーラ・ナイトレイ。当時17歳だった彼女はこの後、『プライドと偏見』で20歳にしてアカデミー賞に初ノミネート。『つぐない』や『わたしを離さないで』といった名作に出演し、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』で再びアカデミー賞候補になった。最新作はNetfixドラマ『ブラック・ダヴ』。

 2013年にミュージシャンのジェイムズ・ライトンと結婚し、子どもが2人誕生しているキーラだが、本作公開の頃付き合っていたのは、後に『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』でセンセーショナルを巻き起こしたジェイミー・ドーナン。当時急激に有名になった彼女は、メディアに体型を揶揄されるなど辛い目に遭ったが、家族や友人、「素敵なボーイフレンドたち」のおかげで助けられたと語っている。また最近のインタビューでは、渋滞にはまった際、隣り合わせた車に乗る作業員から、本作のジュリエットの様にカードボードでメッセージを贈られたことを告白。「ブキミだけどスウィートだった」そう。

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