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山崎賢人「30代はもっといろいろなことを知りたい」 海外も視野に貪欲にチャレンジ

クランクイン! / 2025年1月23日 7時0分

山崎賢人

 数々のヒット作の主演を担い、20代をとことん熱く駆け抜けた山崎賢人。花沢健吾による同名漫画を実写映画化した『アンダーニンジャ』では、福田雄一監督と3度目のタッグが叶い、笑いと斬新なアクションが炸裂する世界でまた新たな表情を見せている。国内外で高い評価を受けた作品を生み出し続けた20代について、「自分が本気で向き合ったことは、確実に経験値となって積み上げていけるものなんだと実感することができた」と全力の姿勢がもたらした幸福を噛み締めた山崎。30代は、海外にも視野を広げながら「ハングリー精神を忘れずに、貪欲にチャレンジしていきたい」と力強く語る。山崎が本作における新境地や、福田監督との出会いによって変化したこと、未来への展望までを明かした。

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 原作は、現代社会に潜む新たな忍者像を描いた同名漫画。忍者組織「NIN」の末端であり、重大な“忍務(にんむ)”を任されることとなる雲隠九郎(山崎)と、忍者たちの戦いに巻き込まれていく女子高生・野口彩花の運命を描く。山崎にとっては、『斉木楠雄のΨ難』(2017)、『ヲタクに恋は難しい』(2020)に続いて、3度目の福田組となる。

 山崎は、友人であり、本作に「NIN」から脱獄した忍者の猿田役として出演している岡山天音から勧められ、もともと原作を読んでいたという。大好きな原作で福田監督との再会が叶ったというわけだ。山崎は「日本人としてはやっぱり忍者というものに惹かれる部分があるし、実は現代にも忍者が潜んでいるという設定からワクワクが止まらなくて。九郎が近所の人たちと繰り広げる緩い笑いがありながら、かっこよくてリアルな戦いもある。『アンダーニンジャ』にしかない雰囲気がものすごく好きです」と原作愛を吐露。

 実写版のオファーが舞い込み、原作と福田監督との相性の良さもひしひしと感じたと話す。「原作を読んでいると笑いの要素も多いので、福田監督が映画化したらすごくいい化学反応が起きるんじゃないかと思いました。僕自身、近年はアクションをたくさんやらせていただいているので、自分の経験値も活かしつつ、また福田監督とご一緒できることがとてもうれしかったです」と喜びをにじませ、「福田監督は、今回もかなり気合が入っていましたね。九郎の髪型などビジュアルを含め、いろいろと細かく話し合っていきました。九郎の何を考えているかわからないようなところや、掴めないようなところをうまく表現できたらいいなと思っていました」と役作りを振り返る。

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