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森林の緑と水面の深緑、緑の中の赤い橋の下を進む庄川峡遊覧

IGNITE / 2018年11月16日 7時0分

写真

富山県の庄川温泉郷に宿を取った際、小牧ダムの堰堤近くの「小牧港」から遊覧船が定期運行しているというので乗船することに。

国道沿いに無料駐車場があり、チケットを販売する船舶事務所に入ると時代を感じさせる待合室のベンチとレトロなデザインのガラス戸、切符売り場には出航時刻が電光掲示板に表示されている。

定期運航は、庄川峡の小牧ダムから大牧温泉の間を約1時間で往復遊覧する「大牧温泉コース」と長崎橋をくぐって戻る25分ほどの短時間遊覧「長崎橋周遊コース」の2コース。

船でしか行けない秘境の一軒宿「大牧温泉観光旅館」の川沿いに佇む姿が一望できるポイントまで運行するのは「大牧温泉コース」(大牧港で下船できるのは旅館宿泊者か日帰り入浴客のみ)。

あいにく訪れた時期は7月の豪雨で大牧港付近に大量の土砂が堆積したため、大牧港までは行っておらず、大牧発電所船着場までの運行との案内があったがこちらに乗船した。

出発の10分前から改札が始まり、階段下の桟橋を渡るとクルーズ船へ到着。

1階船内は椅子席、2階に展望デッキ。

船が動き出すとダムの歴史の案内などと地域の民謡が放送される。

ダムでせき止められてできた湖面は静かにさざめきながらも両岸の山の稜線を映している。

右岸には国道のスノーシェルターが続き、やがて緑の中に赤い橋が現れたりと、左右にカーブを画く川は行く先が見渡せないので進むにつれて景色が徐々に変化していくさまも楽しい。

水鳥が数十羽かたまって浮いているのを見ていると、船の残した緩やかな波にふわふわと上下に揺れたり、一斉に飛び立ったりする。

出航から30分ほどで大牧発電所船着場に到着。上方にマイクロバスが停車している。大牧港が使用できない期間は大牧温泉観光旅館までマイクロバスで送迎を行っているそうだ。

チェックアウトされた宿泊者が遊覧船に乗り込むと小牧港へとUターン。

紅葉には少し早かったが、今時分は秋色に染まる山々が見られるのだろう。

冬の雪景色の中の遊覧も素晴らしいという。雪景色を眺めながらのクルーズと大牧温泉での雪見風呂、機会があれば行ってみたい。

小牧港(乗船場所)所在地:富山県砺波市庄川町小牧73番地5

(小椚萌香)

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