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時間をテーマに「今この一瞬を生きている」という概念を表現!柿本ケンサク氏の写真展を京都・清水寺で開催

IGNITE / 2022年6月19日 18時0分

「FEEL KIYOMIZUDERA(フィール キヨミズデラ)」は、言葉や人種、文化などあらゆる垣根を超えた表現を元に、祈りに対する新たな解釈と視点を発信する京都・清水寺のプロジェクトだ。

同プロジェクトでは、6月25日(土)から7月10日(日)の期間、映像作家・写真家の柿本ケンサク氏の写真展「柿本ケンサク写真展-TIME-音羽山清水寺 Collaboration with Luke Bubb, Piotr Stopniak」を開催する。

映像作家・写真家として活動する柿本ケンサク氏

柿本ケンサク氏は、映像作家として多くの映像作品を生み出すとともに、広告写真・アーティストポートレートをはじめとして写真家としても活動している。

記憶に新しい映像作品は、2021年の大河ドラマ「青天を衝け」のメインビジュアル・タイトルバックの演出。同年、監督を手掛けた映画「恋する寄生虫」が公開され、今年はNHK「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」の放映が決定している。

また、柿本氏は、現代美術家として多くの写真作品を国内外で発表している。2017年にニューヨークのタカ・イシイギャラリーにて「HYOMEN」展、2021年には代官山ヒルサイドフォーラムにて「TRANSFORMATION」展、渋谷PARCO GALLERY Xにて「時をかける」展を開催。国際美術展「水の波紋2021」に選出された。

「今この一瞬を生きている」という概念を写真で表現

今回、柿本氏が写真展を行う音羽山清水寺は、古来より庶民に開かれた観音霊場であり、学問と芸術の交流地点でもあった寺院だ。

開創から1200年という長い歴史を経て、今もなお普遍的な祈りの場であるこの名刹で、柿本氏は、時間をテーマに「今この一瞬を生きている」という概念を表現する。

本写真展では、大宇宙を数千万年旅した光や時間を一枚のフィルムに閉じ込めた新シリーズ「TIME」や、清水寺のご本尊「十一面千手観音菩薩」をモチーフとする新シリーズ「KAN-NON」を発表。

こうした作品は、京都屈指の夕陽の名所である清水寺西門(重要文化財)を舞台に制作された。

西門に注ぎ込む極楽浄土を表す夕陽を、あらかじめ撮影した写真に透かし、再び撮影することで作品を完成させている。また、昨年発表し話題を呼んだAI現像シリーズ「Time Tunnel」をさらに発展させた新シリーズ「Sky Tunnel」も発表する。

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