1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

東京・三菱一号館美術館「ヴァロットンー黒と白」展とコラボした、フランスで醸す日本酒「GINJO 2022」

IGNITE / 2022年10月10日 20時30分

写真

黒と白のみで構成される魅惑的なアートと印象的な味わいの日本酒が、時代を超えてペアリングした。

画家フェリックス・ヴァロットンの木版画180点を一挙初公開する展覧会「ヴァロットン―黒と白」が、東京・三菱一号館美術館にて10月29日(土)〜2023年1月29日(日)に開催。

これを記念して、同氏の作品「嘘(アンティミテⅠ)」を用いた特別デザインラベルを纏った清酒が、WAKAZE(ワカゼ)社より販売中だ。

ヴァロットン特別デザインラベルの日本酒が登場

フランス産日本酒メーカーであるWAKAZE社は、2019年にフランス・パリ近郊に醸造所を創立。日本酒の伝統的な製法を取り入れながら、フランスの風土や食文化に合わせた革新的な酒造りをしている。

フランスで日本酒は、ミレニアル世代の支持を得て多様な食とのペアリングやフランス人の習慣であるアペロのシーンで楽しまれるようになり、彼らの日常に根ざした存在になりつつある。

そして今回、フランスのエスプリを取り入れて世界へ広がる日本の文化「SAKE(日本酒)」と、日本文化に影響を受けたフランス発祥の「アート」の、時を超えたペアリングが実現した。

ジャポニスムの影響を受けたフェリックス・ヴァロットン

19世紀末のパリで活躍した画家フェリックス・ヴァロットン(1865-1925)は、木版画制作にあたり日本の浮世絵文化をはじめとしたジャポニスムの影響を受けたとされている。独特の視点と多様な表現、そして卓越したデザインセンスをもつヴァロットン作品は、まるで解けない謎のように今でも私たちを魅了する。

中でも真骨頂ともいえるのが、木版画。今回の展覧会では世界有数のヴァロットン版画コレクションを誇る三菱一号館美術館で、未だ捉えきることができないヴァロットンの魅力に迫ることができる。

フェリックス・ヴァロットン「ユングフラウ」1892年 木版、紙 14.4×25.5cm 三菱一号館美術館

フェリックス・ヴァロットン「怠惰」1896年 木版、紙 17.8×22.1cm 三菱一号館美術館

透明感と爽やかな酸味の「GINJO 2022 LIMITED EDITION」

同商品は山形県の誇る酒米「出羽燦々」を60%まで磨き、丁寧に低温で醸造した純米吟醸酒。「KURA GRAND PARIS(クラ・グラン・パリ)」が、日本産米のみで醸す特別なお酒だ。

また、ミネラル豊富なフランスの超硬水に負けない「米のボディ感」を引き出すよう設計。淡い雪解けを思わせる透明感と爽やかな酸味は和食、洋食問わず多様な食と調和する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください