ヒットメーカー加藤和彦さんの世界に触れる!映画『トノバン ~音楽家 加藤和彦とその時代~』来年公開決定
IGNITE / 2023年8月23日 23時0分
「トノバン」の愛称で親しまれた音楽家・加藤和彦さん。彼の軌跡を追う初のドキュメンタリー映画『トノバン ~音楽家 加藤和彦とその時代~』の全国劇場公開が決定した。
また、一般からの応援を募るクラウドファンディングも8月27日(日)まで実施中。ファンにとっては貴重な体験をリターンとして用意する。
長年にわたり日本の音楽史に様々な影響を与えた音楽家加藤和彦さんは、1960年代にともに音楽活動をするメンバーを募集した。その際に北山修さん・井村幹夫さん・芦田雅喜さん・平沼義男さんとめぐり会い「世界中の民謡を紹介する」というコンセプトのザ・フォーク・クルセダーズを結成した。
彼らの代表作「帰ってきたヨッパライ」は、オリコンで史上初のミリオンヒットになり、当時の日本のバンドによるシングル売り上げ1位となる快挙を記録。ザ・フォーク・クルセダーズは一躍時の人になった。その後も「悲しくてやりきれない」などヒット曲をリリースし、日本の大衆音楽への新たな方向性を切り開いた。
さらに加藤さんは、1970年代にサディスティック・ミカ・バンドを結成。イギリス・アメリカでアルバムを発売し、イギリスでツアーを行うなどの活動を経て、1975年には解散するも、その後もゲストボーカリストを迎えて3回の再結成を行った。
来年上映するドキュメンタリー映画は、日本の音楽史に残る金字塔となる数々の楽曲を輩出したヒットメーカー、「トノバン」の軌跡を追ったものだ。
ザ・フォーク・クルセダーズの結成秘話から、サディスティック・ミカ・バンドの結成。そして、ヨーロッパ3部作「パパ・ヘミングウェイ」「うたかたのオペラ」「ベル・エキセントリック」を中心に、加藤さんにまつわるアーティスト・音楽関係者などからの証言を通し、時代を先取りした「トノバン」の革新性やその確かな音楽性を明らかにしていく。
ミカ・バンドのBOXセットが限定リリース映画の上演に先立ち、第1期サディスティック・ミカ・バンドの作品群にスポットライトを当て、最新リマスターが施されたアナログ・リイシュー企画『1973-1976 LP BOX[完全生産限定盤][4LP+1EP+写真集]』がリリースされた。
貴重な体験をリターンするクラウドファンディングも実施中現在、一般からの応援を募るクラウドファンディングを、8月27日(日)まで実施中だ。リターンは作品のエンディングテーマで、加藤さんの代表曲でもある「あの素晴しい愛をもう一度」の新録にコーラスで出演できる権利や、エンドロールに名前を載せることができるプランなど。ファンにとっては嬉しく、貴重な体験となるだろう。
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