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【まとめ】見学や試飲も楽しめる、行ってみたい国内のウイスキー蒸留所5選。おすすめのお酒も紹介

IGNITE / 2024年1月22日 20時0分

また江井ヶ嶋蒸留所では、事前予約を行えば見学が可能となっている。

新製品「シングルモルト江井ヶ嶋 QUARTET」は、異なる貯蔵年数と熟成樽の種類を持つ4種の原酒を、ブレンダーの大川啓太氏が見事にヴァッティングし、四重奏を表現している。バーボンカスク、クリームシェリーカスク、ポートワインカスク、スパニッシュブランデーカスクの4つの異なる要素が絶妙なバランスで融合し、ウイスキー愛好者に楽しい味わいをもたらしてくれる。

歴史の深い独自の技術や設備を用い、ウイスキーに特有の個性を生み出し続けている「江井ヶ嶋蒸留所」で、多彩で興味深いウイスキーの世界を味わってみてほしい。

江井ヶ嶋蒸留所
所在地:兵庫県明石市大久保町西島919
公式サイト:https://www.ei-sake.jp/index.html

国内有数のスモーキーな香り、能登半島地震の被災地支援も

若鶴酒造の「三郎丸蒸留所」は、1952年からウイスキーづくりを始めた歴史を持つ蒸留所だ。国内では珍しいスモーキーな原酒造りをポリシーとし、特にスコットランドのアイラ島のピート(泥炭)を使用するなど、独自性と品質で高い評価を受けている。

同社では毎年新しい設備や工夫を取り入れ、酒質の進化を追究。2019年には鋳物製ポットスチル「ZEMON」を開発・導入し、世界的な注目を浴びている。

同蒸留所は、17年に見学可能な蒸留所にリニューアルした。これにより、一般の人々が製造プロセスを垣間見ることができ、酒造りの奥深さや独自性を感じることができるようになった。

同社は今年1月の能登半島地震を受け、チャリティーボトルの製造・販売を開始する。この売上は被災地支援のため、全額が日本赤十字社に寄付される。同蒸留所は震源に近い富山県砺波市に位置しているが、一部停電があったもののウイスキーには被害はなかったという。

チャリティーボトルは、同蒸留所で20年に蒸留され、3年間熟成されたシングルモルトウイスキーで、スモーキーなヘビリーピーテッドタイプの個性が際立っている。ラベルイラストは、地震で崩れた能登のシンボルである見附島の姿と昇る朝日が描かれ、復興への思いが込められている。

国内有数のスモーキーなウイスキーを作る「三郎丸蒸留所」と、能登半島地震の被災地を応援する意味でも、同蒸留所の見学やチャリティーボトルの購入を検討してみてはいかが。

三郎丸蒸留所
所在地:富山県砺波市三郎丸208
公式サイト:https://www.wakatsuru.co.jp/saburomaru/factory/

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