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【まとめ】見学や試飲も楽しめる、行ってみたい国内のウイスキー蒸留所5選。おすすめのお酒も紹介

IGNITE / 2024年1月22日 20時0分

同社は16年からウイスキー製造を開始。20年には国産原料を使用したジャパニーズウイスキーの製造と規模拡大を目指すため、同蒸溜所を始動させた。

ビジターセンターでは、展示コーナーの他に、同社が製造するさまざまな「日の丸ウイスキー」の販売コーナーを設置。飲食スペースも設けられ、蒸留所限定のウイスキーや隣接する細谷ファーマーズが試験的に育てた豚を使用した「常陸野ハム BARREL SMOKE」などを味わうことができる。

また、定休日を除く平日も”有料試飲付き見学ツアー”を実施。製造工程ごとに、同社のウイスキーづくりのこだわりを分かりやすく図示した解説パネルなどを設営し、ウイスキー製造の様子をわかりやすく理解できる。

同蒸溜所は、23年にアジア最大級の「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」で「ベスト・ジャパニーズ・クラフト・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、その先進性や独自性が評価された。「日の丸ウイスキー」も、同年の世界的な酒類コンペティション「The San Francisco World Spirits Competition 2023」で金賞・銀賞を獲得し、国際的に高い評価を受けている。

独自の味わいとストーリー性のあるモノづくりに挑戦し続けている木内酒造の「八郷蒸溜所」は、これからも高品質なジャパニーズウイスキーを生み出す拠点として、国内外で注目されていくだろう。

八郷蒸溜所 ビジターセンター
所在地:茨城県石岡市須釜1300
公式サイト:https://hinomaruwhisky.com/visitorcenter

1919年からの老舗、江井ヶ嶋蒸留所の個性豊かなウイスキー

江井ヶ嶋酒造の持つ「江井ヶ嶋蒸留所」(兵庫県明石市)は、1980年代の地ウイスキーブームを経てなお製造を続けている、日本で数少ない老舗蒸留所だ。その出発点は1919年のウイスキー製造免許取得にあり、長きにわたって設備・技術を継承し続けてきた。

同蒸留所の特徴は、他にはない個性的な熟成樽と、様々な貯蔵年数の原酒が豊富に保管されていることだ。これにより、ブレンダーが多様なウイスキー原酒を厳選してヴァッティングすることが可能となり、個性豊かで高品質なシングルモルトウイスキーが誕生している。

代表ブランドである「あかし」は国内・海外ともに幅広く出荷しており、ウイスキー製造免許取から101年目を迎えた2020年には、新たな一歩として新ブランド「江井ヶ嶋」を立ち上げ、こだわりのあるプレミアムなウイスキーをリリースしていく方針を明確にした。

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