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良縁を求め美しき出雲を巡る、大人の旅

IGNITE / 2015年9月15日 6時6分

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11月に「神無月」ではなく「神在月」を迎える島根県出雲地方。

恋愛成就などパワースポットの多いこの地域だが、風光明媚でもあり日本の様々な食文化発祥の地としても知られる。
松江市内から一畑電鉄の可愛い「ご縁列車」に乗って出雲大社に向かう。出雲大社は「大国主命(オオクニヌシ)」をお祀りする神社。

難題を乗り越えて素戔嗚尊(スサノオ)の娘と結婚し、子沢山な大国主命はまさに「ご縁」の神様。お参りの仕方も独特なので、注意しながらその「ご縁」を授かろう。

60年ぶりの大遷宮を行っている出雲大社の本殿は新しく、美しい。大遷宮記念の御守りは今だけしか受けられないので、手に入れておくのが吉。

お参りが終わったら、神門通りや新しくできた「ご縁横町」などで出雲グルメを頂こう。出雲そばには「割子そば」と「釜揚げそば」があり、そばつゆを掛けて食べるのが特徴。


また、出雲は「ぜんざい」発祥の地。焼いた餅が入っている「縁結びぜんざい」など、縁結びの神様のお膝元なだけに「縁結びスイーツ」が多かった。

ご縁の神様を祀る出雲大社も人気だが、最強の恋愛成就の神社は「八重垣神社」だろう。


八岐大蛇退治の際に出会った美しき「稲田姫」と結婚した素戔嗚尊が、新居を建てた場所である。荒ぶる神として姉の天照大神(アマテラス)に怒られた素戔嗚尊ではあるが、妻と暮らす為に新居を建て、日本最初の和歌を詠んで妻に捧げるなど、実はロマンチックな神様でもある。

八重垣神社の奥には「鏡池」があり、不思議な占いができる。


まず、社務所で占いの紙を頂き、池の上に浮かべてその上に五円玉などを載せる。すると、濡れて言葉が浮かび上がってくる。やがて水中に没する訳だが、それが早いと婚期が早いとか、泳いでいるイモリに触られると良縁などと判定することができる。

実は、私も数年前にここの御神託通りになった……。

私が訪れたときは丁度「松江水郷祭湖上花火大会」が行われ、宍道湖の水上に半円の花火が花開くなど、美しい一夜を楽しませてもらった。


これも、旅の「良縁」なのかもしれない。

(田原 昌)

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