仮面ライダーガイム鎧武は、フルーツと湘南乃風?! 一体何がスゴいのか!

インフォシーク / 2013年7月30日 17時30分

仮面ライダーガイム鎧武。こんなビジュアルのようである。

やはり「仮面ライダーガイム鎧武」だった!

秋から始まる新・仮面ライダーである。東映の公式発表前から、ネット上を様々な情報が駆けめぐり、情報の真偽についてファンとアンチが場外乱闘論議を交わしたわけだが、新・仮面ライダーの名前はネット情報がズバリ当たっていたことになる。

それにしても仮面ライダーガイム鎧武。知れば知るほど、斬新である。何がって? ポイントをいくつか並べてみよう。

◆ 其の一 『モチーフ』

仮面ライダーにはモチーフがある。仮面ライダーフォーゼは宇宙であったし、仮面ライダーウィザードは魔法であった。仮面ライダーガイムのモチーフは、2つ。「鎧」と「フルーツ」! …フ、フルーツ?! く、組み合わせが妙すぎる…

◆ 其のニ 『変身シーン』

仮面ライダーガイムの変身シーン。それは、頭上で「フルーツ」がパカッと割れて変身する。…って想像できん! すいか割りかな…?!

◆ 其の三 『シチュエーション』

仮面ライダーガイムが活躍する街は、「巨大企業」が牛耳る「城下町」で「ストリートダンス」が流行っている。…ちょ、ちょっと待て…時代考証はどうなっているのだ?!

◆ 其の四 『主題歌』

仮面ライダーガイムの主題歌を歌うのは、な、なんと若者の魂の代名詞「湘南乃風」! フルーツや城下町の世界に、あの湘南乃風?! これは、ス、スゴすぎる!

◆ 其の五 『脚本』

仮面ライダーガイムの脚本家は、虚淵玄(うろぶち・げん)さん! (…ゴメンなさい、とても有名な方らしいのですが、私はよく知りませんでした。大ヒットアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」を手がけた、わかる人にとってはとてつもなくスゴイお方とのことです)

…と、簡単に思いつくだけでも、斬新さが相当に際立っているのだ!

仮面ライダーガイムは混沌とした現代で自分の正義を貫くという。もはや私の頭が混沌としているが、正直に書こう! 少し茶化して書いてしまったが、本音は、かなり素晴らしい予感がしている。

おそらく誰もがいきなり驚いたのは、『モチーフ』だろう。「鎧」と「フルーツ」。あなたはアイディアの作り方について記された本を読んだことがあるだろうか? おおよそまるで関係の無いものを混ぜ合わせることに新たな世界が生まれる、というようなことが書かれている。いや、まいった…武士とフルーツ…そして湘南乃風! まさに組み合わせの妙。これは思いつかん。とんでもなくスゴいセンスと確信している。

伝説が生まれる瞬間を目にした者は、頭の中が混沌としながら、直感的に「おもしろい、これは!」と感じているものだ。

87年にブルー・ハーツが出てきたときもそうだった。90年にブランキー・ジェット・シティが出てきたときもそうだった。おそらくビートルズやローリングストーンズやセックスピストルズが出てきたときだって、きっとそうだったに違いないのだ。

組み合わせの妙。調べてほしい。これは褒め言葉である。

余談だが、今、私はこの原稿を図書館で書いている。私の隣に座っているおじいさんは、あたたかい陽射しに包まれ、マンガ「あしたのジョー」を掴んだまま、完全に眠りこけている。しかしその「あしたのジョー」は、しっかりと力石のページを開いているのだ。きっとこのおじいさんは、若かりし頃、「な、なんだ…これは、スゴい!」と「あしたのジョー」に心打たれたのだろう。衝撃いまなお忘れられず、図書館で読み返したのだろう。もしや、伝説の力石の葬儀に行ったのかもしれない。あしたのジョーはその人気っぷりから、登場人物が亡くなったことを受けて現実に葬儀が行われているのである。まぁ、とにかく。そんな思い出に包まれながら、陽射しの中で眠ってしまったのだろう。

伝説に出会うと、人生は楽しくなる。希望がわいてくるし、いつまでも人生の糧になり、忘れられない。

仮面ライダーガイム鎧武。この組み合わせから予測すると、もしかしたら伝説が生まれるかもしれない。

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ガッケンター
1973年1月生まれ。芸術家。ライター。芸術活動のかたわら、仲間と協力してゆるゆる映画応援サイト「 ガッケンターサイト」の運営や、映画監督や俳優もゲスト出演する「ガッケンターTV」(インターネット)の製作をしている。

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