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大谷不正送金で話題になる「スリの銀次」の、意外と知らない話―元々は桃太郎の仲間?お金を盗まずに去ったことも…

インサイド / 2024年4月12日 11時0分

メジャーリーガー・大谷翔平選手の口座から24億円以上を不正送金したとして、銀行詐欺の罪で刑事訴追されている元専属通訳の水原一平氏。X(旧Twitter)上では彼を「スリの銀次」と呼ぶ声が上がり、トレンド入りするほどの注目が集まっています。


◆水原氏の影響で「スリの銀次」がトレンド入りした理由


「スリの銀次」の元ネタは、明治時代に実在した「仕立屋銀次」というスリの大親分。大勢の手下を抱え莫大な富を築くなど、とんでもない人物でした。


また、「スリの銀次」は『桃太郎電鉄(桃鉄)』シリーズのイメージが強いのですが、その前身である『桃太郎伝説』シリーズでは“仲間になるキャラクター”として登場。盗みはするものの義賊であり、『桃鉄』でいう厄介なキャラクターとはだいぶイメージが異なります。


ゲームファンに馴染みが深い「スリの銀次」は『桃鉄』のほう。「へっへっへ!社長さんがそんなにお金を持ち歩いちゃあいけねぇよ」というお馴染みのセリフと共に現れ、プレイヤーの所持金をごっそり奪っていく様は強烈です。


「スリの銀次」が出現するのは動画時間9:50~

水原氏が24億円以上もの大金を不正送金したことや、元々は大谷選手の専属通訳だったことが「スリの銀次」の背景と重なり、今回のトレンド入りに繋がった模様。


Xユーザーからは「スリの銀次が現れた なんと、しょうへいは 約24億5000万円ぬすまれた!」や「不謹慎だけど、次の桃鉄シリーズで野球選手の通訳に化けたスリの銀次が出てきそう」などの反応があがっています。


◆意外と知らない「スリの銀次」の義侠心


そんな「スリの銀次」ですが、最新作『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』では絶滅危惧種に変装し、盗んだ所持金を動物保護団体へ寄付するように。


「(プレイヤーの名前)でしかるべき団体に寄付しておくぜ!」と言い、テロップも「盗まれてしまった」から「寄付されてしまった」に変更されています(まあ盗まれているのに変わりはないのですが)。


絶滅危惧種に変装した「スリの銀次」。

また『桃太郎電鉄20周年』では、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件があった平成7年を振り返り、「さすがのスリの銀次さんも、こんな悲しい出来事の年にお金を盗めねえぜっ!」と所持金を盗まずに撤退。さらに「少しは明るいニュースがほしいぜ!これでも受け取ってくれよ!」とカードまでくれます。


大金を盗む「スリの銀次」ですが、今も昔も『桃太郎伝説』シリーズで培った義賊の心が残っている……のかもしれません。


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