MSIよりHaswell-E対応チップセットIntel X99 Express搭載マザーボード

ITライフハック / 2014年9月1日 15時0分

8月末に正式発表されたIntelの新型CPU（開発コード：Haswell-E）「Intel Core i7-5960X」に対応するチップセットIntel X99 Expressを搭載するマザーボードが登場した。Haswell-Eは、内蔵GPUを廃し、純粋にCPUコアだけを8コア搭載しており、L3キャッシュを20MB搭載、Hyper-Threadingと合わせることで最大16スレッドの同時実行が可能になっている（最下位モデルは6コア）。

また、メモリーとして新たにDDR4を搭載できるようになっており、メモリーチャンネルもクアッドチャンネル化、さらにNVIDIAやAMDのグラフィックスカードで4Way GPUの構成が可能になるなど性能を極限まで引き出せる仕様になっている。内蔵GPUの廃止、4Way-SLI ＆ CrossFire対応やDDR4対応等含め、インテルが本気で性能を取りにいったCPUであると言えるだろう。

CPUソケットはLGA 2011-3となっており、このHaswell-Eを動かすことができるのが新型のチップセットIntel X99 Expressであるというわけだ。同チップセットを搭載するマザーボードとしてMSIの「X99S SLI PLUS」が登場した（取り扱いはアスク）。

「X99S SLI PLUS」は、MSIが展開しているスタンダードグレード「CLASSICシリーズ」の最上位モデルに位置し、基板及びコネクター類にブラックを基調とした精悍なデザインを採用。

新規開発した保護回路機能「GUARD PRO」や省電力設定機能「エコパワー」、全てのUSB機器の安定性を向上させる「USB Steel Power」を搭載するなどで省電力性や安定性を重視した質実剛健な製品となっている。なお、DDR4メモリーで動作検証も行われており、専用ページで確認することが可能だ。

■製品概要
メーカー：MSI
製品名：MSI X99S SLI PLUS
型番：X99S SLI PLUS
発売時期：発売中
予想市場価格：24,800円前後

■主な仕様
ソケット：LGA2011-3
チップセット：Intel X99 Express
対応メモリー：DDR4 2133/1866/1600/1333
バス：
PCI Express ×16：4
PCI Express ×1 ：2
無線通信モジュール用M2ソケット：1
ストレージ：
M.2ソケット3コネクター：1
SATA Express：1
SATA 6Gbps：10
ギガビットLAN：1
USB3.0：12（バックパネル：8、内部コネクタ：4）
USB2.0：6（バックパネル：2、内部コネクタ：4）

■DDR4メモリー（8枚差し）動作検証ページ
■アスク

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