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ペットの消化器疾患への新しいアプローチ!マイクロバイオームをコンセプトとしたヒルズ新製品を発表

ITライフハック / 2019年10月3日 9時0分

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日本ヒルズ・コルゲートがプライムスポンサーを務める第10回アジア小動物獣医師大会「FASAVA-TOKYO2019」が2019年9月26日(木)から29日(日)まで開催された。

この前日の25日(水)にプレコングレスを開催し、ヒルズからマイクロバイオームの有効活用として、消化器ケアの新たな戦略と“マイクロバイオームに着目したはじめての特別療法食”が、グローバル アカデミック&プロフェッショナル アフェアーズ ディレクター(ヒルズ ペットニュートリション)であるイヴィータ・ベクヴァローヴァ獣医師により発表された。

■ペットの腸内環境に着目
ペクヴァローヴァ氏は10頭のペット農地3~4頭に消化器疾患が多いとみられており、それはディスバイオシス(マイクロバイオームの乱れ)があると語る。腸内フローラの多様性が失われ、善玉菌が減って悪玉が増えている状態だ。しかし消化器疾患があるからディスバイオシスなのか、ディスバイオシスだから消化器疾患が起きるのかという疑問も。では、ディスバイオシスは疾患とどのように関わっているのだろうか。

ディスバイオシスとは、運動性が阻害されている状態。血液やPhが異常になっているので胃酸の分泌異常や薬剤の影響などもあるとのこと。新しい食事といった変化でも起きるし、犬では高タンパクな餌や、生肉を食べたときにはディスバイオシスが起きるそうだ。

ではどうしたらマイクロバイオームを制御できるのだろうか。そのためには腸内バイオームをコントロールすることが大事となってくる。なぜなら腸内バイオームは、消化管内のマイクロバイオームに作用するからだ。これを「アクティブバイオーム」と名付けた。アクティブバイオームには可溶性の繊維や不溶性の繊維、フルーツ由来のものも含まれている。またこれには抗菌作用もあり、フォトジェニックバクテリアやサルモネラ菌、大腸菌などの接着を抑制する効果がある。

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ヒルズが行った研究のうち、慢性的に大腸の下痢がある22頭に、新しいバイオームトライを8週間与えたとき、糞便中の分岐鎖短鎖脂肪酸が減少。これにともない糞便の水分が70%から68%へと減少したそうだ。つまりアクティブバイオームは消化管内のマイクロバイオームに栄養を与えて活性化するとわかった。これを与えることで100%の犬の下痢が改善されたそうだ。

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■繊維を見直すことで消化器疾患を治す
ペクヴァローヴァ氏はまた、繊維を見直すことを提案する。それはより有益なポストバイオティクスを誘導する繊維を与えることで、ポストバイオティクスの産生に影響を与えられるからだ。これにはヒルズが近々発売する予定の腸内バイオームを与え、ペットの健康を保つことが重要となる。「慢性の下痢は消化系の問題。マイクロバイオームで患者を助けることができる」と語るペクヴァローヴァ氏だった。

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■日本ヒルズ・コルゲート

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