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出社の価値をどう上げる? 「アロマ畑のようなオフィス」に「コワーキングエリアの稼働率向上」、各社のアイデア

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月29日 8時40分

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出社の価値をどう上げる?

 コロナ禍に広まったリモートワーク。そのメリットもデメリットも把握できたところで、2023年の5類移行に後押しされ、現在は出社頻度を上げつつ、ハイブリッドワークを採用している企業が少なくないようです。

 オフィス以外でも働けると分かったことで、多くの企業が「出社の価値とは何か?」「どのようなオフィスなら、出社したくなるのか?」といった問いに直面しています。各社はどのような考えのもと、オフィスをリニューアルしているのでしょうか。

 パーソルイノベーション、リロクラブ、otonohaが共催したセミナー「人材確保×職場定着 強い組織をつくる人事戦略」より、otonohaの竹本悠平氏(sound veil事業部 事業部長)の講演の様子をリアルにお届けします(以下、発言は竹本氏)。

●サク読み!セミナー記事

 ビジネスパーソンの情報収集の一つの手段として定着したオンラインセミナー。特定のトピックに知見がある人物の語りに触れられる機会であり、記事や書籍とはまた異なる魅力があります。

 業務の改善やスキル向上などに役立てたいところですが、思うように時間を割けないという人も多いのでは。日々忙しく過ごす読者のために、編集部注目のオンラインセミナーの模様を、ライブ感はそのままにお届けします。

●人の行動は環境で変わる

 今回は人材確保・職場定着を後押しするオフィスの環境作りについてをテーマにお話できればと思います。先ほど「人」の話がありましたが「場所」も重要だというお話です。

 オフィスを構成する要素は働き方、人、環境、この3つに分けられるのではないかと思います。人材がどう定着していくか、どういう働き方を整備をしていくのか、そして場所のファクターがあります。

 私のパートでは、環境にフォーカスを当ててお話する流れになっております。なぜ、ワークプレースの話なのか。生態心理学者のアフォーダンスの理論に、人の行動は個々人の特性を知るよりも彼らがいる環境を知ることにより、より正確に予測できるというものがあります

 例えば会議室の中では机の大きさによって人との距離も決まり、話しやすさも変わってきます。席の離れた人との会話は、日常的にどうしても減っていく傾向にあります。

 多くの人は環境に自分の行動が決められているとは思っておらず、意識していませんが、環境は行動を制限する材料です。

●コロナ禍を経て出社が増加 

 もっとカジュアルにお話をさせていただくと、今の働き方っていかがでしょうか。今日もウェビナーでこのような形でお話をさせていただいていますが、コロナの前後でだいぶ変わってるんじゃないかと思います。

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