「チン！するレストラン」名古屋で開催 冷凍食品・アイスクリームを過去最大級の規模で展開

「チン！するレストラン」を名古屋で開催（出所：プレスリリース、以下同）

　総合食品商社の日本アクセス（東京都品川区）は、冷凍食品とアイスクリームが食べ放題の「チン！するレストラン」を名古屋市で開催する。期間は4月13～28日。同イベントはこれまで2022年10月に東京の秋葉原、23年6月に大阪の梅田で開催し、今回が3回目となる。

　イベントを主催する日本アクセスは食品の卸売業を手掛けている。低温の物流に強みを持ち、チルド品や冷凍食品を幅広く扱っている。同社は13年から冷凍食品やアイスクリームの人気ナンバーワンを決める「フローズン・アワード」を開催。チン！するレストランは、同アワードの10周年を記念してスタートした。

　来場者は店内の冷凍ショーケースから商品を選び、会場に設置されているレンジであたためて食べるスタイルだ。今回の名古屋開催では、約300種類の冷凍食品・アイスクリームを用意するなど、過去最大級の規模で展開する。

　22年10月に東京・秋葉原で初開催した際には2000組以上が来場し、キャンセル待ちは約8000組に上った。23年6月の大阪・梅田でも6300組が来場するなど、予想をはるかに上回る反響に、同社は「食べ放題は値上げが叫ばれる昨今においてお得感が感じられ、多くの支持を得た。また、自分で商品をチンする体験型の面白さもSNSを中心に話題となった」と分析する。

　過去開催時にも人気だったハーゲンダッツは、今回すべての種類を用意した。地元メーカーやご当地メニューを集めたコーナーのほか、名古屋初上陸の商品も提供する。ライブキッチンスペースでは、井村屋の「あずきバー」をアレンジしたかき氷、昭和冷凍食品が「ぼてじゅう」監修のたこ焼きを限定ソースで提供するなど、日替わりメニューを楽しめるようにした。

　営業時間は午前11時～午後8時半で、毎回90分間の完全入れ替え制。料金は大人2000円、小学生は半額、小学生未満は無料となる。