大阪府堺市にドン・キホーテ上野芝店オープン 地域性に着目、若者向けトレンド商品を強化

　ドン・キホーテ（東京都目黒区）は、大阪府堺市の西友上野芝店内に「ドン・キホーテ上野芝店」を5月27日にオープンする。学生が多い地域でありながら、若い世代に話題の商品をそろえる場所が少ない地域性に注目し、アミューズメント性のある店舗を目指す。

　市内3店舗目の同店舗は、複数の高校が集まるJR阪和線・上野芝駅から徒歩約2分の西友上野芝店の中にオープンする。同社の調べでは、若い世代が集まりやすい地域でありながら、周囲には若者向け商品を展開する施設が少ないという。そこで、アミューズメント性に特化した商品を取りそろえ、若者へ訴求する店舗展開を行う予定としている。

　営業部分は1、2階で、2階は話題のトレンド品をいつでもそろえるフロアとして、若い世代から需要が高いカラコン、コスメ、キャラクター雑貨などを強化する。

　ほかにも、趣味部屋や子ども部屋で使う「セカンド家電」や、店舗近郊に大仙公園など大型公園があることから、BBQでも活用できるデイレジャー用品など、地域のニーズに合った商品を取りそろえる予定だ。

　ドン・キホーテは「当社の強みであるトレンド感あふれる若者向け商品や、驚きの安さの日用品をそろえ、地域のみなさまに愛される店作りを目指す」とコメントしている。

　同社は4月にも、横浜みなとみらいのワールドポーターズ内にZ世代を中心とした若手スタッフの感性や意見を反映する「キラキラドンキ横浜ワールドポーターズ店」をオープンするなど、若者に向けた店舗の出店を積極的に行っている。