次の「新幹線」はどこか 東海道新幹線の“未来”を予想してみた
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月12日 6時10分
列車ごとに運転パターンを設定し、リアルタイムに列車の状況を把握しつつ自動運転を実現する。運転士は前方と機器の監視、列車指令との無線連絡、緊急時の非常ブレーキ操作を担当する。乗降扉など列車の機械操作を全て運転士に任せられたら、車掌は接客サービスと車内巡視、安全対応に集中できる。
2023年5月に走行試験の様子が報道公開された。私も試乗したけれど、乗客の側からは加減速、乗り心地など運転士が操作したときと変わらない。JR東海は2028年度の実用化を目指している。70周年の出発式は、N700xが自動運転で発車するかもしれない。そもそも、リニア中央新幹線は自動運転、しかも運転士はいない。運転席の窓すらない。
10年後の東海道新幹線に向けて、私たちに見える新しいサービス、私たちには見えないところで技術革新が始まっている。丹羽社長は出発式のあいさつで、60年続いた「運転事故による乗客の死者ゼロ」に触れ、さらに今後の10年について「さまざまな新しい移動のニーズにお応えできるような東海道新幹線にしたい」と語った。安全に、そして新しく。10年後の出発式も楽しみだ。
(杉山淳一)
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