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ナイキ「オワコン化」の足音 株価急落、新興シューズメーカーが影

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月16日 8時15分

 次に、ユニクロが復活した大きな要因として、機能性製品の開発が挙げられる。ヒートテックやエアリズムといった革新的な技術を用いた製品は、消費者に実用的な価値を提供し、他のブランドとの差別化を実現した。ナイキも同様にブランドそのものに加えて機能性を強調した商品をさらに開発・展開することで、消費者のニーズに応えることができるかもしれない。

 ナイキは2024年10月に新たなCEOとしてエリオット・ヒルを迎える予定であり、この経営陣の交代が企業の将来にどう影響するかが注目されている。同氏のリーダーシップの下で、ナイキは成長の軌道を取り戻すためにイノベーションを生み出すことができるのだろうか。

 ナイキは成熟したブランドである一方で、新興ブランド台頭による相対的な魅力の低下という苦境に面している。この状況から脱するためには、限定品などのブランドに依存した商法の枠組みを超えた新たな戦略や、消費者の機能性志向に対応した製品展開が急務だ。

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