2人乗車はなぜ難しい? 超小型モビリティ「Lean3」が日本では1人乗り……残念な事情
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月1日 6時10分
そういった意味では、Lean3には、2023年のジャパンモビリティショーでトヨタが発表した、ハンドルだけでアクセルとブレーキも操作できる「ネオステア」のような操作系を取り入れてほしいとも思う。
そして高齢者には、サポカー限定免許(これはクルマの外観では判断できないし、機能としても不十分)ではなく、超小型モビリティ免許への移行を促せばいいのではないだろうか。
Lean3は、台湾で100万円以下の価格(バッテリーは別)を実現する予定だという。まずは台湾で、そして日本でも原付ミニカーとして販売し、マイクロEVの市民権を獲得してほしいと思うのは筆者だけではないはずだ。
そうなれば、マイクロEVを開発、生産できる企業の需要が高まってくる。日本のモノづくりの力を再び発揮して、海外にもビジネス展開できるようになってほしいものだ。
10年余りの時を経て、再び高まってきたマイクロEVの機運に、期待してしまう。
(高根英幸)
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