1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「無料」を打ち出す企業も! 「進化系コインランドリー」が続々登場 洗濯のエンタメ化が進む背景

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年12月23日 5時55分

 キャンプブームで利用する人も増えた、アウトドアで利用する寝袋やアウトドアジャケットなどはなおさらです。こうした特別なものの洗濯に、コインランドリーは欠かせません。筆者の家でも布団や毛布、シーツなどは全てコインランドリーを使っています。

●エンタメ化やさらなる低価格化も進みそう

 進化系コインランドリーは、今後も進化を続けていくでしょう。東京・富ヶ谷で「D-Square Laundry」を運営するダイアナ(東京都渋谷区)では、本社1階に美容院やフットキュア、カフェ、そしてコインランドリーを集めた「トータルビューティースペース」を2023年2月にオープンしました。コインランドリーで洗濯している間に、カフェや美容室、フットキュアサービスで美と健康に浸ってもらうという狙いです。

 コインランドリーの大手FC企業、WASHハウス(宮崎市)は、タッチパネルの大型モニターをつけたオリジナル洗濯乾燥機を開発しました。狙いはコインランドリーの施設そのものを広告媒体にするという「リテールメディア」の発想です。これにより収益を確保できれば「コインランドリーでの洗濯無料化が実現できる」と同社はいいます。実際にアプリ会員向けとして、10月に3日間限定の「洗濯乾燥無料キャンペーン」を実施しています。

 コインランドリー業界は大手から中小までを含めた群雄割拠の状態です。新しい発想でどこまで進化を続けられるか、これからに注目していきたいと思います。

(岩崎 剛幸)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください